最近になってやたらとTwitterやFacebookなどで「雲下コーヒー」という言葉を目にするようになりました。雲下っていうコーヒーのお店か何かなのかかなと思っていたら、本当にカフェの中で”雲の下”にコーヒーを置いて飲むというものでした。
コーヒーの上に”わたあめ”を設置してそれを雲と見立てて、コーヒーの熱で次第にそのわたあめが溶けていって雨のように溶けたわたあめが落ちてくるという何とも奇抜なコーヒーですね。
京都の「Alpha foods&drink」というカフェが提供して話題になっています。今回はそんな雲下コーヒーについて一体どんな飲み物なのかなどについて書いて行こうと思います。
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雲下コーヒーとは何か
雲下コーヒーとはひとことで言うと、ホットコーヒーの上に”わたあめ”(=雲)を置いて、ホットコーヒーの熱でそれが溶けていく(=雨)のを見てから飲む独創的なコーヒーです。ここまで奇抜なコーヒーは今まで見たことがありません(笑)
ホットコーヒーの上に設置するわたあめがまるで雲のようであることから雲下コーヒーと呼ばれていますが、ホットコーヒーの熱気でわたあめが溶けていく様子もまるで雨がコーヒーに降っているようで面白いです。
ぱっと見かなり大きなわたあめなのですが、そこまで甘くなりすぎるというわけでもなく、ここから更に砂糖を追加で入れる人も多いとのことです。とにかく見た目のインパクトが強く、FacebookやInstagramなどで一気にシェアされて話題になりました。
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雲下コーヒー以外にもある面白メニュー
雲下コーヒーは面白いですが、「Alpha foods&drink」ではホットコーヒー以外にも雲下シリーズはあり、雲下ココアや雲下抹茶オレなども人気なようです。ホットコーヒーは苦くて飲めないという人でも”雲下”のドリンクを楽しむことができます。
またこの店では「鉢植デザート」というデザートも提供しており、これはお菓子の植木鉢のようなものが出てきて、土はチョコレート、中にはアイスが入っていて、これをスコップのようなスプーンで食べるというメニューもあります。
雲下コーヒーも面白いですが、それ以外にもいろんな面白メニューが存在するようです。どれも普通じゃ思いつかないようなものばかりです。
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雲下コーヒーは京都のAlpha foods&drinkで飲める
雲下コーヒーを提供しているお店は、京都の二条城前駅にあるAlpha foods&drinkというお店です。店内は意外に奥行きがある落ち着いた雰囲気のカフェです。
少し海外のカフェっぽい雰囲気も出ているおしゃれカフェですが、飲み物以外にもバックやスマホケースなどの雑貨も販売しているようです。
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SNSウケするメニュー開発
今回の雲下コーヒーが大ヒットした理由のひとつに見かけがとても奇抜で、思わずSNSでシェアしたくなるようなドリンクであるということがあげられます。
少し前にスターバックスも同じような発想で「ユニコーンフラペチーノ」という商品を期間限定で販売しました。ドリンクを作るのがかなり大変で従業員からオペレーションが大変だから止めてくれとクレームが入るほどのものでした。
しかし、ユニコーンフラペチーノは名前も面白いですが外見も”紫色”でとても飲み物っぽくはないです。それが逆にウケてSNSで一気に拡散されました。
このように当然味にこだわった飲み物を提供することも大切ですが、これからメインのお客さんになっていく今の20代の心を掴むには、それ以上にSNSなどで拡散したくなるような飲み物を作ることが重要なのかもしれません。