スターバックスのエプロンの色の秘密!緑色・黒色・茶色

スターバックスのエプロンの色の秘密!緑色・黒色・茶色

「スターバックスの色は何色ですか?」と聞かれたらほぼ全員が「緑色」と答えると思います。ロゴマークも緑色ですし、エプロンも緑色なので、スターバックス=緑という印象を誰もが持っています。 このようにスターバックスのエプロンは緑色ですが、このエプロンについては”グリーンエプロン・マジック”という言葉が存在しており、このエプロンをつければ誰もが可愛く又は格好良くなると言われています(笑)
しかし、実はスターバックスのエプロンには緑色以外にも、黒色や茶色などいろんなカラーのエプロンが存在しており、それぞれには意味があったのです。 今回はそんなスターバックスのエプロンについて、そもそもなぜ緑色を使っているのか、緑以外の他の色のエプロンをつけている人たちは何者なのかなどについて書いて行こうと思います。
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スタバの緑色エプロン(グリーンエプロン)の秘密

スターバックスがエプロンの色として緑色を使っているのにはいくつかの理由がありますが一番の理由は、緑色にはリラックス効果があるためです。スターバックスに来るお客さんは一息ついてリラックスしたいから訪れる人が多いです。 そのためにカフェ全体をリラックスしやすい雰囲気にする必要があり、基本的な色使いをエプロンからマグカップのロゴマークまで緑色にしているのです。また、緑色には富裕感を与える効果もあると言われており、少しリッチな気分にしてくれる効果もあります。
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スタバの黒色エプロン(ブラックエプロン)とは何か

スターバックスのエプロンは基本的に緑色なのですが、たまに黒色のエプロンをしている人も見かけます。このエプロンはそのままですがブラックエプロと呼ばれています。 このブラックエプロンをつけている人は全体の10%くらいしかおらず、このブラックエプロンをつけることができる人は限られており、コーヒーに対する深い知識を蓄えた人だけが身につけることができるそうです。

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具体的にはスターバックスの中で年に1回コーヒーの知識を問う筆記試験があり、それに合格した人だけがブラックエプロンをつけることができます。社員でもアルバイトでもこの試験は受けることができて、合格した場合には胸元に自分の名前が刺繍されたブラックエプロンをもらえます。 そのために、もしスターバックスに行って黒色のエプロンをしている人がいたら、その人はよりコーヒーに対する知識が深い人なので、コーヒーのことなどを聞いて見ても面白いかもしれません。 ちなみに東京の新宿マルイ本館にあるスターバクスは働いている人が全員ブラックエプロンの人のみであり、 コーヒーコンシェルジュカウンターというところがありそこではコーヒー豆のことやそれに合った食べ物のことなどを提案してくれます。
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スタバの茶色エプロン(アンバサダーエプロン)とは何か

このようにスターバックスの黒色のエプロンは普通の緑色のエプロンの人よりも知識などが上なのですが、実はその更に上があり、それは茶色のエプロンでありアンバサダーエプロンと呼ばれています。 このアンバサダーエプロンは日本各地のブラックエプロンの中から選ばれた16人が集まり、その中の頂点の1人に与えられます。
具体的には日本全国から選ばれた16人のブラックエプロンの人がコーヒーの香りで銘柄を当てたり、コーヒーを淹れながら豆について制限時間内で説明したりして誰が最も優れているのか大会でプレゼンをしてNo1を決めます。 茶色のアンバサダーエプロンには歴代のアンバサダーの名前が刺繍されています。アンバサダーエプロンに選ばれた人は日本代表としてアジア大会にも参加します。まさにスターバックスの従業員の頂点に立つ人がアンバサダーエプロンをつけると言っても過言ではありません。
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緑色のストローはタリーズが始めた

ここからは余談ですが、スターバックスのエプロンが緑色ということは誰もが知っていますが、コーヒーチェーン店は多くが緑色のストローを使用しています。普通はストローと言うと白色か黒色であり、冷静に考えると緑色のストローは何か不自然です。 この緑色のストローを考えたのは実はタリーズコーヒーの日本1号店だそうです。当時タリーズコーヒーの1号店はスターバックスの近くにあって、お客さんは人気なスターバックスにばかり行って全くお客さんが入らなかったそうです。 その時にタリーズコーヒーの松田公太氏がタリーズコーヒーのテイクアウトを流行らせようと思って、自らアイスコーヒーを飲みながら街を歩き回っていたのですが、みんなそのコーヒーをスタバのコーヒーだと勘違いして逆にスタバの宣伝をしてしまう結果になってしまいました。
そこでストローの色を当時はかなり特殊だった緑色にして目立たせたそうです。今でこそ緑色のストローは普通ですが、当時はかなり奇妙な色ということで社内でもかなり反対されたそうですが、それでも緑色のストローを導入して、スタバとの差別化に成功しました。 その後しばらくしてスターバックスも緑色のストローを導入して今では多くのコーヒーチェーン店が緑色のストローを使うようになりました。 このようにスターバックスのエプロンの色にはそれぞれ意味があったのです。これからスターバックスに行った際にはエプロンの色などをチェックして見ても面白いかもしれませんね。
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