コーヒーとお酒の相性は意外に良いことが知られています。コーヒーにお酒を入れてその国々に合った独自の飲み物を作るアレンジコーヒーというものが昔から世界各国で作られています。
その中でもコーヒーにブランデーを入れたブランデーコーヒーなるものも存在します。ブランデーとは果実酒から作られた蒸留酒のことですが、日本でも昔ながらの喫茶店ではブランデーが入ったアイスコーヒーを提供しているところがあります。
今回はそんなブランデーコーヒーについて、その作り方や代表的なブランデーを使ったアレンジコーヒーについて書いていこうと思います。
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ブランデーコーヒーとは何か
ブランデーコーヒーとはひとことで言うと、コーヒーの中にブランデーを入れてちょっと大人な味にするアレンジコーヒーです。コーヒーにお酒なんて合うのか疑問に思う人もいるかと思いますが、コーヒーにお酒を入れる飲み方は昔から世界各国でされています。
日本でもコーヒーに焼酎に漬けてしばらく放置してから飲む、焼酎コーヒーと言う飲み方があります。このようにコーヒーとお酒という一見うまくマッチしなさそうなものでも、いざ飲んで見るとマッチするものなのです。
ブランデーコーヒーにおいてもコーヒーにブランデーの大人な味が加わって、少しほろ酔いになりたい時などには良いです。ブランデーコーヒーは作り方も簡単なので、ご自宅でも作ることができます。
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ブランデーコーヒーの作り方(レシピ)と味
ブランデーコーヒーの作り方はいたって簡単です。必要な材料は、ホットコーヒー、ブランデー、ホイップクリームだけです。
ブランデーコーヒーの作り方の手順は、まずホットコーヒーをマグカップに入れて、そこにブランデーと砂糖を入れてかき混ぜます。しっかりとかき混ぜたらその上にホイップクリームを乗せれば完成です。使用するホットコーヒーは深煎りの濃いめなコーヒーの方がブランデーとホイップクリームによく合います。
ブランデーの甘い香りがコーヒーの香りとうまく混じり合ってブランデーコーヒーはとても良い香りがします。また、ブランデーのアルコールがホロよく回るので、飲んだあとはほっこりと良い気分になれます。ご興味がある方はぜひ一度作って見てください。
ブランデーコーヒーといったらカフェロワイヤル
ブランデーコーヒーの中でおそらくもっとも有名なのがカフェロワイヤルです。カフェロワイヤルはコーヒーに直接ブランデーを入れるのではなくて、コーヒーに入れる角砂糖にブランデーを染み込ませて、そこに火をつけて燃やしたままコーヒーに入れます。
角砂糖が青く燃えるのが特徴であり、あのナポレオンもその美しさと美味しさからカフェロワイヤルをよく飲んでいたと言われています。
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ブランデーコーヒーといったらリューデスハイマーカフェ
カフェロワイヤルにも似ているのですが、ブランデーコーヒーとして有名なものに「リューデスハイマーカフェ」という飲み物があります。これはマグカップに角砂糖を何個か入れて、そこにブランデーを注ぎます。
次にそのブランデーに火をつけてしばらく燃やしてから、ホットコーヒーを一気に注いで、最後にその上にホイップクリームを乗せれば完成です。このアレンジコーヒーもカフェロワイヤルと同様に飲み物を燃やすのでとてもパフォーマンス性が高いです。
他にもイタリアではエスプレッソにブランデーの一種であるグラッパというお酒を混ぜての飲む人もいるようであり、コーヒーとブランデーを使った飲み物はたくさんあるようです。
このように、コーヒーとブランデーは意外にも相性が良く、昔から多くの人によって飲まれています。コーヒーもブランデーも好きという方は、ぜひ一度試して見てください。
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