コーヒーは少し飲み方を工夫するだけで今までとは違った美味しさを楽しむことが出来ます。その中の1つに、コーヒーをカクテルのようにシェイクして作る「泡コーヒー」というものが存在します。
ギリシャで伝統的に飲まれている方法ではあるのですが、日本でもテレビ番組の「ためしてガッテン」で取り上げられたことをきっかけに話題になりました。
泡コーヒーはご自宅でも簡単に作ることが出来ます。今回はそんな泡コーヒーについて、その作り方や味、カスタマイズする方法などについて書いて行こうと思います。
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泡コーヒーとは何か
泡コーヒーとはひとことで言うと、コーヒーをシェイクして作るドリンクです。コーヒーをペットボトルなどの容器に入れてシェイクすることで泡立たせて、生ビールのように泡の部分と液体の部分を楽しむことが出来ます。
もともとギリシャでは泡コーヒーを飲む文化があったのですが、テレビで紹介されたことをきっかけに日本でも話題になりました。ご自宅でも簡単に作れるので、テレビの真似をして家で作り、それをSNSなどを使ってアップしてプチブームになりました。
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泡コーヒーの作り方(レシピ)と味
泡コーヒーの作り方はとても簡単です。泡コーヒーを作るために必要な材料はインスタントコーヒー(小さじ2杯)、砂糖(大さじ1杯)、水(30ml)、牛乳(150ml)です。
泡コーヒーの作り方の手順は、まず何も入っていないペットボトルにインスタントコーヒー、水、砂糖を入れます。これらを入れたらペットボトルのフタを閉めて、ペットボトルを上下に何度も振ります。
30秒ほど振ってインスタントコーヒーの粉が見えなくなってきめ細かな泡が出来たらシェイクを止めます。シェイクしたものは氷の入ったグラスの中に入れて、そのグラスに牛乳を注げば完成です。
砂糖の量や牛乳の量を微調整することで甘さのコントロールは可能ですが、はちみつ、シナモンなどを加えて美味しくアレンジすることも出来ます。
肝心な泡コーヒーの味ですが、泡の部分はコーヒーの苦味がなくて甘くふわふわとしています。甘いシェイクに少し似ているので、コーヒーに苦味が苦手という人でも飲むことが出来ます。フラッペやフラペチーのが好きな人にはおすすめです。
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ギリシャでは泡コーヒーは伝統的に飲まれている
ギリシャはもともとコーヒーをよく飲む国として知られています。ギリシャコーヒーという飲み方が存在するくらいなのですが、そんなギリシャでは泡コーヒーは伝統的なコーヒーの飲み方として有名です。
観光地などでも泡コーヒーは飲むことができるのですが、コーヒーそのものが泡立っており、普通のミルクが泡立ったフォームミルクなどとは違った楽しみができるので、今までにはない楽しみを感じることが出来ます。
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泡ココアなどにカスタマイズすることもできる
泡コーヒーはその作り方を少し変えるだけでカスタマイズして他の飲み物にすることもできます。その中でも特におすすめなのが小さいお子様でも飲むことができる泡ココアです。
インスタントコーヒーをココアパウダーに変えるだけで飲むことが出来るのですが、そうすることでコーヒーの苦さがなくなってココアの甘さが引き立った飲み物になります。コーヒーのカフェインを子供に飲ませるのが心配という人でも泡ココアなら飲ませることが出来ます。
このように泡コーヒーはご自宅でも簡単にフラッペやフラペチーのように甘いコーヒーシェイクを作ることが出来ます。興味がある方はぜひ一度試して見てください。
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