クリアコーヒーという無色透明のコーヒーにロンドンが騒然

クリアコーヒーという無色透明のコーヒーにロンドンが騒然

コーヒーとは黒いものであるという常識を打ち破る飲み物がついに登場したようです。少し不気味ですが海外で水のように透明なコーヒーが販売されて話題になっています。コーヒーの色を”無色”にするという斬新な発想が世間を騒がせています。 この透明コーヒーは「クリアコーヒー(Clear Coffee)」と海外では呼ばれており、圧倒的に目を引くそのユニークさからSNSでシェアされて広く拡散されました。
今回はそんなクリアコーヒーについて、クリアコーヒーとは何なのか、味はどんな感じなのか、そもそもなぜこんなものが開発されたのかなどについて書いて行こうと思います。
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クリアコーヒーとは何か

クリアコーヒーとはひとことで言うと、水のように無色透明なコーヒーです。無色透明と言うと、コーヒーに味を似せて作った”なんちゃってコーヒー”なのではないかと思う人もいるかと思いますが、このクリアコーヒーは本物のコーヒーを使用しています。 クリアコーヒーは物理的な方法で色を黒色から無色透明にしており、体に有毒な化学物質などは一切使用していないとのことです。コーヒー豆を純水で浸しただけで色を抜くことができて、保存料や甘味料も加えられておりません。
本物のコーヒー豆を使用しているので当然カフェインも含まれています。普通のコーヒーとクリアコーヒーで違うのは見た目の色だけでおり、今までにない感覚でコーヒーを飲むことができます。
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クリアコーヒーの味について

気になるクリアコーヒーの味ですが、かなり濃い苦味を持っており、ジャワコーヒーの味に近いとの意見が多いようです。完全に見た目はすっきりとしていそうですが、その見た目に反してかなり濃くて苦めなコーヒーというのが面白いですね。 もともと高級なアラビカ種のコーヒー豆を使用しているので味もしっかりとしており、コーヒーの芳ばしい香りもするとのことです。
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なぜクリアコーヒーは開発されたのか

そもそもクリアコーヒーはロンドンに住むスロバキア人のデイビッドとアダム兄弟によって開発されました。クリアコーヒー開発の背景について、もともとコーヒーが好きであり毎日のように飲んでいたが、コーヒーが歯に付着するのがとても嫌だったそうです。 なんとかして歯を白いままにしていたかった兄弟はコーヒーの色を無色透明にしてしまおうと考えて、今回のクリアコーヒーの開発に至りました。このクリアコーヒーを使えば歯にコーヒーの色が付着することを恐れる必要もありませんし、コーヒーをこぼしてシミになることもありません。 毎日飲むコーヒーには使えないかも知れませんが、コーヒー好きにプレゼントなどであげると喜ばれるかもしれません。

クリアコーヒーの販売状況

クリアコーヒーはスロバキアの企業である「CLR CFF」によって開発されました。そのために現在はスロバキアとロンドンのみの販売ですが、2本セットが5.99ポンド(約800円)、5本セットが14.99ポンド(約2000円)で販売されています。 日本でもそのうちに販売される時がくるかもしれません。コーヒ好きならばぜひ一回は無色透明なコーヒーを飲んでみたいですね。
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