日本ではおそらくコーヒーと言うといわゆるホットコーヒーを想像する人が多いかと思います。しかし、例えばヨーロッパではホットコーヒー以外にもエスプレッソなどホットコーヒーとは別の方法で作られたコーヒーも飲まれています。
エスプレッソはコーヒーの成分が凝縮されているので、そのまま飲むと苦くて飲みにくいのですが、ホットミルクを入れてカフェ・ラテにしたり、砂糖をたくさん入れることでより飲みやすくなります。そんな中でスペインではエスプレッソにホットミルクを入れた「カフェ・コン・レチェ」という飲み物が日常的に飲まれています。
今回はそんなカフェ・コン・レチェについて、そもそもカフェ・コン・レチェとは何か、ご自宅での作り方はどうするのかなどについて書いて行こうと思います。
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カフェ・コン・レチェとは何か
カフェ・コン・レチェとはひとことで言うと、濃いめのエスプレッソにホットミルクを加えて作ったドリンクになります。カフェ・ラテに比較的ににているのですが、カフェ・コン・レチェではカフェ・ラテよりも濃いコーヒーを使用します。
また、ホットミルクの量もカフェ・ラテがエスプレッソ:ホットミルク=2:8くらいであるのに対して、カフェ・コン・レチェはエスプレッソ:ホットミルク=1:1の割合で入れます。
そのためにカフェ・コン・レチェは普通のカフェ・ラテよりもコーヒーの味が濃くて、苦さが好きな人にとっておすすめなドリンクになります。
スペインを始めとしたラテンアメリカではこのカフェ・コン・レチェが伝統的に飲まれており、カフェのメニュー表などにも存在します。ラテンアメリカでは朝食のセットとしてカフェ・コン・レチェが一緒に飲まれているのです。
日本ではカフェなどでもカフェ・コン・レチェをメニューで見ることはめったにありませんが、ご自宅でも作ることができるので、一部のコーヒー好きの間では好んで飲まれています。
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カフェ・コン・レチェの作り方(レシピ)
カフェ・コン・レチェはご自宅でも作ることができます。ただしエスプレッソが必要になるので少し手間がかかります。エスプレッソマシンをお持ちの方でしたらそのままエスプレッソをお使い頂ければと思うのですが、お持ちでない方は濃いめのホットコーヒーでも代用できます。
カフェ・コン・レチェの作り方の手順としては、まずホットミルクを準備して可能な限り泡立てます。「ミルクフローサー」などの器具があれば便利ですが、なければ泡立て器でホットミルクを泡立てましょう。
ホットミルクを泡立て終わったらそれをカップに入れて、その中にホットコーヒーを注げば完成です。順番としてはホットミルク→ホットコーヒーの流れになります。お好みでホットミルクの中にはちみつを入れても甘さを加えることができておすすめです。
ホットコーヒーは深煎りで濃いめのコーヒーにした方がホットミルクとうまく馴染みやすくてお互いの良さを引き出すことができます。
このようにカフェ・コン・レチェはご自宅でも簡単に作ることができて、今までとは違ったコーヒーを楽しむことができます。ご興味がある方はぜひ一度試して見てください。
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