コンビニコーヒーの比較!自分にあったコーヒーはどれだ?!

ここ数年コンビニコーヒーの人気がすさまじいです。私自身も数年前にコンビニコーヒーを何となく飲んでみたところかなり手軽で、気がついたら朝仕事にいく途中の時間のない時間や、仕事のランチの合間、車で運転している合間などにコンビニコーヒーを大量に飲んでいました。 100円前後という値段の安さもさることながら、日本のどこにでもあるコンビニの利便性、ボタンひとつで数十秒で挽きたてのコーヒーが飲める手軽さなどどれを取ってもかなり楽です。
その楽さから多くの人の注目を集めており、コンビニコーヒーの市場規模は2,000億円を超えています。ここまで来るとコンビニコーヒーは日本のコーヒー業界に革命を起こしているといっても過言ではないと思います。 今回はそんなコンビニコーヒーについて、コンビニコーヒーはなぜここまで成功したのか、各コンビニのコーヒー比較から自分の好きなタイプのコーヒーを見つける方法などについて書いて行こうと思います。
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コンビニコーヒーとは何か

コンビニコーヒーとはひとことで言うと、各コンビニエンスストアで提供されているコーヒーのことです。それまではコンビニで飲めるコーヒーと言うと、缶コーヒーがメインだったのですが、コンビニコーヒーの登場で淹れたてのコーヒーが飲めるようになりました。 コンビニのレジカウンターでコーヒーカップを受け取って自分でコーヒーを抽出するボタンを押すタイプが主流なので、「カウンターコーヒー」とも呼ばれているそうです。今は日本と台湾を中心にコンビニで提供がされています。 100円で挽きたて・淹れたてのコーヒーがすぐ手軽に飲めることから人気になり、サラリーマン、若者、女性客など幅広い層から人気となりました。
意外にもここまで大ヒットになる前には、コンビニコーヒーは失敗の連続でいわゆるお荷物事業でした。コンビニコーヒーはセブンイレブンが1980年代の前半に始めたのが最初だったのですが全くヒットしなかったそうです。 コンビニコーヒーの提供をし始めては失敗して、失敗した反省を生かして改良を加えて再度販売を再開してはまた失敗し、ということを何と5回以上も繰り返しました。度重なる失敗から改良を加えて行き、ついに2013年にセブンイレブンがセブンカフェを開始すると一気に大ブレークしました。 その成功を見て今では全ての各社コンビニでコーヒーが提供されるようになりました。まさに何度もの失敗から生まれた賜物だったのです。
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セブンイレブンのコンビニコーヒーの特徴

セブンイレブンのコーヒーの特徴は、すっきりとしていて飲みやすいというところです。苦味はそこまで強くなく、冷めても嫌な酸味がすることはありません。
セブンイレブンでは豆の渋皮を取る「磨き工程」という作業を行っており、この作業を追加することですっきりとした味わいを実現しているそうです。とにかくさっぱりした飲みやすいコーヒーが好きと言う人はセブンイレブンのコーヒーがオススメです。
セブンイレブンのコーヒー値段 ・ホットコーヒーR 100円 ・ホットコーヒーL 150円 ・アイスコーヒーR 100円 ・アイスコーヒーL 180円
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ファミリーマートのコンビニコーヒーの特徴

ファミリーマートのコンビニコーヒーの特徴は、苦味と酸味のバランスが取れたバランス型というところです。あまり苦味とか酸味とか分からないと言う人は、ファミリーマートのコーヒーを基準にすると良いかもしれません。 コーヒー豆はブラジルがメインで、そこにコロンビアとエチオピアをブレンドしているようです。ファミリーマートでは特別にコンビニコーヒーのための浄水器が設置されており、高純度の水が使用されています。
コーヒーを抽出するマシンの横には、キャラメルソース、ココアシュガー、シナモンなどのトッピングが設置されており、好きに使うことができつのも特徴です。
ファミリーマートのコーヒー値段 ・ブレンドS 100円 ・ブレンドM 150円 ・アイスコーヒー 100円
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ローソンのコンビニコーヒーの特徴

ローソンのコンビニコーヒーの特徴は、やや苦味があってコクの強めなコーヒーというところです。やや苦味が強いことからいかにも”コーヒーコーヒー”している苦めなコーヒーが好きな人にオススメです。
コクがあるのでミルクなどを入れても美味しいです。5つの農園のコーヒー豆をブレンドしており、専門家が研究を重ねたブレンドを行っています。ホットコーヒーやアイスコーヒー以外のドリンクメニューが多いことでも知られています。
ローソンのコーヒー値段 ・ホットコーヒーM 185円 ・ホットコーヒーL 216円 ・アイスコーヒ 185円
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ミニストップのコンビニコーヒーの特徴

ミニストップのコンビニコーヒーの特徴は、ややすっきりとしていて飲みやすい というところです。口当たりが優しくてとにかく飲みやすい印象です。
5種類のコーヒー豆をブレンドしており、焙煎にはこだわりを持っており、熱風焙煎したコーヒー豆と直火焙煎したコーヒー豆を加えたツイン焙煎を行っています。ホットコーヒーかアイスコーヒーかでコーヒー豆や焙煎方法を変えるこだわりも持っています。
ミニストップのコーヒー値段 ・ホットコーヒーS 100円 ・ホットコーヒーR 150円 ・アイスコーヒーS 100円 ・アイスコーヒーR 150円

サークルKサンクスのコンビニコーヒーの特徴

サークルKサンクスのコンビニコーヒーの特徴は、苦味が強くどっしりとしている というところです。酸味はほとんどなく、苦味は強いのでパンチの効いたコーヒーを飲みたい人におすすめです。
苦味が強いので、ミルクを入れても美味しく飲むことができます。コーヒーを抽出する機械には香りファンが導入されており、抽出中の香りを楽しむこともできるそうです。
サークルKサンクスのコーヒー値段 ・オリジナルテイスト 100円 ・アイスコーヒー 120円 ・エクストラブレンド 165円 ・バリブレンドアイスコーヒー 185円 ・有機栽培珈琲 154円 ・ブルーマウンテンブレンド 185円 ・モカブレンド 154円 ・キリマンジャロ100% 154円 ・カフェインレスコーヒー 154円
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コンビニコーヒーは2種類のコーヒータイプに分けられる

コンビニコーヒーはコーヒーを抽出する機械の種類によって大きく「ドリップコーヒー系」「エスプレッソコーヒー系」の2種類に分けることができます。 ドリップコーヒー系とは普通にコーヒーをドリップして作るタイプなのですが、セブンイレブン、サークルKサンクス、ミニストップはコーヒーを抽出するためにこのドリップコーヒー系を使用しています。 エスプレッソ系とはエスプレッソを抽出してそれをお湯で割ってコーヒーを作るタイプなのですが、ファミリーマート、ローソンはコーヒーを抽出するためにこのエスプレッソ系を使用しています。 一般的にエスプレッソ系の方がさっぱりしている傾向にはありますが、使用するコーヒー豆の産地や焙煎具合によっても変わってくるので一概には言えません。

コンビニコーヒーの比較

コンビニコーヒーは各社が提供しているのですが、ひとことにホットコーヒーと言ってもそれぞれ味が異なります。さっぱりしていて飲みやすいコンビニコーヒーもあれば、苦味が強くてどっしりとしているコンビニコーヒーもあります。 コーヒー豆の産地、焙煎方法、抽出方法の違いから味の変化はきているのですが、それぞれのコンビニの味の違いを比較すると下記の通りになります。 セブンイレブンとミニストップはさっぱりとしており、ファミリーマートは中間くらい、ローソンとサークルKサンクスは苦いがしっかりとしています。 もし近くにセブンイレブンとファミリーマートとローソンがあって、どこのコンビニコーヒーを飲もうかと迷った際には、さっぱりしたコーヒーが好きならセブンイレブン、苦味が好きならローソン、バランスが取れたものが好きならファミリーマートのように使い分けてもいいかもしれません。 このようにコンビニコーヒーは数年前から急成長を続けており、その手軽さから今では多くの人が利用しています。コンビニ各社でコーヒーのこだわりも異なるので、自分の好みに合ったコンビニコーヒーを飲むと良いでしょう。
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