コーヒーを飲んだら動悸した!原因と対処方法について

コーヒーを飲んだら動悸した!原因と対処方法について


僕はすぐ緊張するタイプで、大勢の人の前でプレゼンをする時にもドキドキしますし、仕事でミスった時にもドキドキし始めます。これと似たような感覚をコーヒーを飲んだ後に感じる時がたまにあります。 コーヒーを飲むとすぐに、心臓がばくばくし始めたり、気分が悪くなってしまったりする人もいるかと思います。毎回コーヒーを飲むとそうなってしまうという人もいれば、ごくまれにそういう状況になる人もいるかと思います。 そういう症状を「動悸」と呼ぶそうですが、今回はコーヒーを飲むとなぜ動悸してしまうのか、その原因と対処方法についてご説明していこうと思います。

目次

1). そもそも動悸とは何か 2). コーヒーを飲むと動悸する原因 3). コーヒーに入っているカフェインの効果 4). コーヒーを飲んで動悸になった際の対処方法

そもそも動悸とは何か

そもそも「動悸」という言葉をあまり聞き慣れていない人もいるかと思いますが、動悸とは普段は感じられない心臓のドキドキを感じたり、何か違和感や不快感を感じたりすることをいいます。 心臓のドキドキ以外にも、冷や汗が出てきたり、焦りを感じてじっとしていられなくなったりすることもあります。何かじっとしていられなくなってそわそわしたり、ちょっとしたことでイライラしたりすることもあります。 この動悸の症状は普段の生活では感じることはないかと思います。別にコーヒーを飲まなくても、一時的な緊張や不安から動悸を感じることもあるかと思います。動悸の原因には様々なものがあり、その中には健康に影響を与えるので注意が必要なものもあります。
参照記事
コーヒーのカフェインによる利尿作用メカニズムとその対策


コーヒーを飲むと動悸する原因

(1)コーヒーを飲んで動悸するのはカフェインが原因

コーヒーを飲むと動悸がする原因とて一番可能性が高いのは「カフェイン」による作用です。コーヒーにカフェインが入っているということはほとんどの人が知っているかと思います。そのカフェインが動悸の原因になっているのではないかという意見がよくあげられています。 僕は仕事をする時にも勉強をする時にも、カフェインが絶対に必要です。基本的に常にやる気がないので、カフェインを飲んでやる気を出してから仕事に取り掛かります。だから僕にとってカフェインは必要不可欠なのですが、そのカフェインには負の作用も幾つかあります。今回の動悸についてもその負の作用の1つになります。 コーヒーを飲みすぎてカフェインを大量に摂取してしまうと、副作用として動悸、心拍数の増加、不整脈、頭痛、めまい、といった悪影響を及ぼしてしまうことがあります。コーヒーを飲むとこのカフェインが体に影響して、動悸を引き起こしているのが原因であると言われています。

(2)コーヒー以外にも動悸を引き起こす飲み物

カフェインが入っている飲み物として一番有名なのはおそらくコーヒーであるかと思いますが、コーヒー以外にも動悸を引き起こす可能性のある飲み物は幾つかあります。具体的には、紅茶、緑茶、コーラ、栄養ドリンクなどがあげられます。特に栄養ドリンクには一杯あたりに含まれているカフェインの量が圧倒的に多いので、注意がより必要です。 アルコールについても動悸を引き起こします。僕はお酒よりもコーヒー派であり、アルコールには弱いのですが、ビールを何杯か飲むとすぐに顔が赤くなって心臓がバクバクし始めて動悸が起こります。 アルコールを飲むと血圧が下がり、それに伴って脳が血圧の低下を防ぐために体に送り出される血液の量を多くしようとします。それが動悸になるわけです。他にもタバコを吸った際にもニコチンの影響で、動悸が発生することがあります。

(3)空腹の時にコーヒーを飲むとより動悸が起こりやすい

コーヒーを飲むタイミングの話ですが、特に空きっ腹の時には動悸が起こりやすいと言われています。朝コーヒーを飲むときなどは朝食を食べる時間がなくて、コーヒーだけ飲んで家を出る人も多いかと思います。 しかし空腹時にコーヒーを飲むと、腸が一度に大量のカフェインをダイレクトに吸収してしまい、動悸がより発生しやすくなってしまいます。ですので、コーヒーを飲む際には、食後にコーヒーを飲んだり、何かを食べたりしながらコーヒーを飲んだ方が良いです。

コーヒーに入っているカフェインの効果

(1)動悸を始めとしたカフェインの副作用

コーヒー無しでは生活できないですという人も世の中には何人かいるかと思います。私もその中の1人です。しかし、コーヒーに入っているカフェインには動悸も含めていろんな負の副作用があることを頭の中に入れておくべきです。 コーヒーを飲むことによる副作用としては、今回の動悸以外にも、めまい、吐き気、息切れ、頭痛、胃痛などといった身体的な症状と、不安感、焦燥感、緊張感といった精神的な症状があります。 特に仕事や勉強などで疲れており体力がない時には、カフェインの身体への影響がより大きくなります。疲れていても頑張らないといけないという状況でこそコーヒーを飲んで元気になりたくなると思いますが、それだと身体に与える負担も大きくなります。 動悸についてもそうですが、他の症状についても、あくまで一般的に起こりやすい症状であり、実際には体質や体調に応じて変わってきます。コーヒーを何杯も飲むようになると、自分の中でこれくらいだったら飲んでも大丈夫というラインがわかってくると思うので、自分でどれくらいならばカフェインを飲めるのか把握しておくと良いです。

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(2)コーヒーに含まれているカフェインの目安

コーヒーに含まれている100mlあたりのカフェインの量は、一般的な目安としてドリップコーヒーで90mg、インスタントコーヒーで40mgくらいです。体の大きさや体質などに応じて1日に摂取できるカフェインの量に差はあるのですが、ざっくり400mg以下に抑えた方がいいと言われています。 よくコーヒーは1日に4杯までに抑えた方がいいと言われていますが、それはドリップコーヒー4杯でカフェインが360mgになって、それ以上飲むと400mgのカフェイン摂取上限を超えてしまうからです。 これ以上コーヒーを飲むと、動悸を始めとした症状が発生する可能性があるので、コーヒーの飲み過ぎには注意をした方が良いです。ちなみに他の飲み物の100mlあたりのカフェインの量は、紅茶が20mg、緑茶が20mg、コーラが12mgとなっています。やはり比較的にコーヒーの方がカフェインの量が多いことがわかります。

コーヒーを飲んで動悸になった際の対処方法

そうは言ってもコーヒーを飲みすぎて動悸になってしまうこともあるかと思いますので、その際の対処方法についてもご紹介していきます。当然個人差があって一概には言えないこともあるのですが、動悸、吐き気、めまいを感じた際には次のような対処をすることが勧められています。

(1)コーヒーの動悸には安静にして水を飲むと良い

基本的にコーヒーを飲んで動悸が発生した際には、安静にして水を飲むのが良いです。とにかく水を飲んで体内のカフェインをできるだけ薄めます。あとは安静にしてゆっくりと体を休めて、深呼吸をすると良いです。

(2)重症の場合には病院に行って胃洗浄などを行う

一般的には、水を飲んで体を安静にすれば時間の経過とともに回復するのですが、どうも体の様子がおかしい重症の場合には、病院に行くことをお勧めします。カフェインに直接効果がある薬は開発されていないために、病院では胃洗浄を行うことがあるそうですが、当然個々のケースに応じて変わってくるので、一概には言えません。

(3)コーヒーを飲みすぎないことがベストな動悸の対処方法

何はともあれ、コーヒーを飲みすぎないことが一番の動悸を防ぐ方法です。個人差があるものの1日に3〜4杯までにコーヒーを飲む量を抑えれば、動悸が発生する可能性もぐっと下がります。 どうしてもコーヒーを飲みたくてしょうがないという場合には、ディカフェコーヒーや、たんぽぽコーヒーといった、カフェインが入っていないもので代用しても良いかもしれません。
参照記事
ブラックコーヒー(バターコーヒー)ダイエットの凄い効果
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