コーヒー占いとは何か
日本ではあまり聞き馴染みのないコーヒー占い、トルコなど中東に古くから伝わる占いです。飲んだ後カップの底に粉が沈殿するので、飲んだ人のエネルギーをカップにその沈殿した模様を通して運勢を占います。 街角のコーヒーショップなどで一般的に楽しまれていたのですがコーヒー占いを本業としたコーヒー占いカフェがあり、激戦区としてトルコイスタブールのベイオール地区は有名です。コーヒー占いのやり方
では早速コーヒー占いのやり方をご紹介いたします!
手順
⑴まず飲み終わったコーヒーカップに受け皿を被せる
⑵願い事をしながらぐるぐる回す
⑶コーヒーカップを逆さにし、テーブルの上に置く
⑷液体と粉が分かれて乾くのを待つ。目安としては、カップのお尻が冷めるくらい。
⑸カップのそこに残った粉の形から占う
カップの下半分は過去を上半分は未来のことをあらわし、取手に近いほど自分自身により関係がある出来事で逆に遠い位置の模様は自分に関係はあるものの関係性としてはやや遠い出来事を示しています。
それぞれの模様にはこんな意味があるそうです。
図形にしか見えない
仕事とプライベートのオンオフができていない。情緒不安定な状態となっているため、公私のオンオフが大切。指輪の模様に見える
結婚をあらわしている。ただ隙間のある指輪に見える場合は結婚に問題あり。犬の模様に見える
信頼できる人をあらわしており、コップのそこに近い場合は助けを必要としてる状態。満月に見える
今日はなんでも物事が上手くいくラッキーデー。人の模様に見える
心が弱っており、人が恋しい状態。 トルコに行かなくても、実は本格的なコーヒー占いを日本で楽しむことができます。それが東京恵比寿・広尾にある「コーヒー占い アラシ・アート・サロン」です。落ち着ける隠れ家的な店内で、コーヒーとシーシャ(水タバコ)が楽しめるバーで、予約制でマスターが本格的なコーヒー占いをしてくれます。
食べ物占い他にもこんなのがあります
米粒占い(台湾)
台湾で占いはとても身近な存在であり、四柱推命や風水などいろんな占いが多くあります。米粒占い(米掛)は占ってもらう人がつまんだ米粒の数で運勢をみる占いです。占える内容はとても多く、事業や住居について、恋愛や結婚、病気なども占えるそうです。バームブラック(アイルランド)
バームブラックはアイルランドでハロウィンの時に食べられる伝統的なドライフルーツ入りのケーキです。そのバームブロックの中に指輪や硬貨、布切れを入れて焼き取り分けた際に自分のケーキからなにが出て来るかで1年間の運勢がわかるそうです。フォーチュン・クッキー(アメリカ)
アメリカで映画にもなり、日本では歌の題名として名付けれらたこともあり比較的ポピュラーな占いです。アメリカやカナダのチャイニーズレストランでは食後で提供されることもあり中国発祥と思われていることも多いのですが、実は江戸時代の頃日本人がアメリカに持ち込んだとされています。クッキーの中におみくじが入っており、その中には運勢やラッキーナンバー、ことわざなどが書かれています。クレープ占い (フランス)
シャンドルール(Chandeleur)と呼ばれるキリスト教徒の祝日。フランスでは古くから「小麦を黒くしたくなかったらシャンドルールの日にクレープを食べなさい」という言い伝えがあり、フランスでは2月2日のシャンドルールの日にクレープを焼いて食べるそうです。 占い方はクレープを焼く際、左手にコインを握りながら右手でフライパンをもちクレープを投げて上手にひっくり返すことができれば次のシャンドルールの日まで幸せに過ごすことができるそうです。このようにコーヒー占いでは正式には飲み終わった後のトルココーヒーで占いをしますが、手軽に楽しむ場合はご家庭で入れたドリップコーヒーなどでもカップの底に残った模様を見れるので、ぜひ試して見てください。
