コーヒーの香りで目覚める朝って映画やドラマのワンシーンみたいで素敵ですよね。朝からおいしいコーヒーを楽しんで、充実感あふれたまま一日をスタートできたらどんなに最高でしょうか。
でも一人暮らしで毎朝ハンドドリップのコーヒーを淹れるのは大変だし、インスタントコーヒーはお手軽だけどイマイチおいしくない。そう思っている方、無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」を聞いたことはありますか?
テレビ番組はもちろん各メディアやSNSにも取り上げられ話題が話題を呼び、2017年2月16日の発売日時点ですでに第1期販売分が売り切れという大ヒットの家庭用コーヒーメーカーなのです。今回はその魅力に迫りたいと思います。
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無印良品のコーヒーメーカーが大ヒットした秘密
「豆から挽けるコーヒーメーカー」の予約受付は2017年1月31日にスタートしていました。ところが同日21時からテレビ番組『ガイアの夜明け』でその開発ストーリーが特集され、放送直後の22時には予約分が完売に!そのため発売日前からネット受付は一時中止、店頭での予約受付のみとなっていました。
このとき予約しても生産が追いついておらず、届くまで約1~2ヶ月待ちだったそうです。ミル付きの家庭用コーヒーメーカーの相場が1~2万円台なのに対し、「豆から挽けるコーヒーメーカー」は3万2000円(税込)と決して安くはありません。それでも人々を惹き付けた理由を以下5点にまとめました。
無印良品コーヒーメーカー:①こだわりの豆挽き機能
味と香りを追求し、豆を一定の大きさに挽けるフラットカッターミルを採用。これにより豆挽きサイズを均一にコントロールし、かつ豆の香りを損なわせる摩擦熱の発生を抑えています。しかもダイヤルで挽くサイズを粗挽き、中粗挽き、中挽き、中細挽き、細挽きの5段階に調節できます。
無印良品コーヒーメーカー:②プロのドリップを再現
抽出するお湯の温度が高いと苦味が強く出てしまうため、コーヒーの味と香りを最大限に引き出す87℃になるようヒーターを設置、センサーで温度管理できるように作られています。
新開発の「斜めシャワー方式」で6つの穴から斜めにお湯をシャワーすることでコーヒードームの壁を崩さず、丁寧に抽出されます。なお余談ですが、長時間の温めすぎによる味の劣化を防ぐため、抽出後の保温機能は20分しかありません。このようなところにも開発者の味に対するこだわりが垣間見えますね。
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無印良品コーヒーメーカー:③ボタン1つの簡単操作
豆と水、紙フィルターをセットすれば準備完了。あとはドリップボタンを押せば、ミル、湯沸かし、蒸らし、抽出、保温までのすべての工程をやってくれます。
また粉の状態から淹れたり、豆を挽くだけの豆挽き設定もボタン1つでできちゃいます。すべての工程を任せるのではなく、ミルとして使って、時間のある日はハンドドリップでコーヒーを楽しむという使い方も可能です。
無印良品コーヒーメーカー:④珍しいタイマー機能付き
豆と水と紙フィルターをセットし、タイマーボタンを押すだけで、指定した時間にコーヒーを淹れてくれます。忙しい平日の朝でも挽きたて、淹れたてのおいしいコーヒーが味わえます。タイマー付きの家庭用コーヒーメーカーはあまり無いので、この機能は嬉しいですね!
無印良品コーヒーメーカー:⑤シンプルなデザイン
マシンのボディーはブラック樹脂にシルバーステンレスパネルを配したスタイリッシュなデザインで、どんなキッチンにも合うと思います。シンプルなのにどこかおしゃれなのは、さすが無印という感じです。
無印良品のコーヒーマシンでワンランク上のライフスタイルを
「豆から挽けるコーヒーメーカー」の魅力、伝わりましたでしょうか?このマシン1台に込められた無印良品ならではの企画力と商品開発力に大ヒットの秘密はありました。
これさえあれば、冒頭に述べたようなコーヒーの香りで目覚める朝を迎えられそうですね。現在ではネット予約が再開され、お店によっては在庫があり持ち帰り可能とのことですので、一度検討してみてはいかがでしょうか?
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