コーヒーはそのまま飲んでも美味しいですが、時にはコーヒーに何かを加えて味に変化をもたらしても楽しむことができます。コーヒーを少し変わった風にアレンジして飲むことをアレンジコーヒーなどと呼びます。
アレンジコーヒーにはアルコールを加えるものからフルーツを加えるものまでいろいろとありますが、手軽に出来るアレンジコーヒーにジャムを入れる「コーヒージャム」なるものがあります。
コーヒーに砂糖やミルクを入れるような感覚でジャムを入れるのですが、簡単に作ることが出来る上に意外に美味しいと言われています。
今回はそんなコーヒーにジャムを入れて楽しむコーヒージャムについて、そもそもコーヒージャムとは何なのか、どんな味のジャムがコーヒーには合うのか、などについて書いていこうと思います。
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コーヒージャムとは何か
コーヒージャムとはひとことで言うと、そのままですがコーヒーにジャムを入れていつもとは少し違った味のコーヒーを楽しむことを言います。
当然ながらジャムは基本的にはパンに塗りますが、パンに塗るのではなくてそれをそのままコーヒーに入れることでコーヒーに独特な風味を持たせることができます。ジャムを入れるだけで出来るので、その手軽さから朝食を食べる時などにコーヒーにジャムを入れて楽しむ人が一部ではいるようです。
もともとコーヒーはコーヒチェリーという種子からできており、フルーティーな酸味を持っているコーヒー豆も多いので、特に柑橘系のジャムはコーヒーとの相性が良いです。
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コーヒーイチゴジャムの作り方(レシピ)
ジャムの中でも特にコーヒーとの相性が良いと言われているのがイチゴジャムです。イチゴの酸味とジャムの持つ甘さがコーヒーの苦味とうまくマッチしてバランスよくコーヒーを楽しむことができます。
コーヒーイチゴジャムの作り方はいたって簡単であり、ただホットコーヒーにイチゴジャムをスプーン一杯分ほどすくって入れるだけです。ジャムがもともと甘いので特に別途で砂糖を入れる必要などはないのですが、甘いコーヒーが好きな場合にはお好みで砂糖を追加しても美味しいです。
イチゴの酸味を引き立たせるためにも、コーヒーも酸味の強めなものを使用することが望ましく、ケニアなどアフリカ産のコーヒー豆を浅煎りで焙煎するとうまくイチゴジャムにマッチします。
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コーヒーマーマレードジャムの作り方(レシピ)
イチゴジャムに並んでコーヒーとの相性が良いと言われているのがマーマレードジャムです。マーマレードはジャムの中でもフルーティーな爽やかさが際立っているので、コーヒーによく合います。
コーヒーの苦味と、マーマレードの酸味、ジャムの甘さが加わって、ほんのりと酸味の効いた美味しいコーヒジャムが出来上がります。
コーヒーマーマレードの作り方はいたって簡単であり、ホットコーヒーにマーマレードジャムをスプーン一杯分くらい加えてよくかき混ぜるだけです。コーヒーイチゴジャムと同様に、酸味の強いコーヒーを使用するとより美味しくなります。
このようにコーヒージャムは手軽に作ることが出来る上に、コーヒーの苦味とジャムの酸味・甘さがマッチングして今までには感じたことのなかった風味を楽しむことができます。興味がある方は是非一度試してみてください。
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