コーヒーは焙煎される前の生豆の状態で輸入されたり運搬されたりしている際には、麻袋に入っているのが一般的です。麻袋は風通しがよくて丈夫なので、コーヒー生豆を保管しておくには適切であるために麻袋が活用されています。
そのためにコーヒー生豆が入っている倉庫などでは大量の麻袋が積み重なっているのですが、どれがどの産地のコーヒー生豆か判断するために、産地ごとに麻袋に絵柄や文字がプリントされています。
そんな麻袋はコーヒー豆を使ったら、その後は特に不要になるので捨てられることも多いのですが、勿体無いしせっかくなので使用後の麻袋を再活用してインテリアに活かそうというとしている人が多くいます。
今回はそんなコーヒー麻袋を再活用してインテリアへリメイクする方法について、具体的にどんな風に再活用することができるのか見ていこうと思います。
コーヒー麻袋とは何か
そもそもコーヒー麻袋とはひとことで言うと、焙煎される前のコーヒー生豆を生産国などから運搬する際に使用する袋です。風通しがよくて湿気がたまりにくいので、コーヒーの生豆を保存するには最適であると言われています。
それぞれのコーヒー生豆が入っている麻袋にはラベルがプリントされており、生産国、銘柄・等級・積出し港などが一目でわかるようになっています。
そのプリントされたラベルのデザインはシンプルなものが多く、素材も頑丈でしっかりとしていることから、コーヒーの麻袋を再活用してインテリアへと応用することが一部の人の間で流行っています。
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コーヒー麻袋の入手方法
コーヒーの麻袋の入手方法は、もし自家焙煎しているということであれば、ある程度の量のコーヒー生豆をまとめて購入すると麻袋に入ってくるので、それを使用することができます。
一方で、特に自家焙煎などしていないという場合には、近所の自家焙煎しているコーヒー豆屋などで売っていることがあります。特に近くにコーヒー屋さんが無いという場合には、Amazonなどのネットでも購入することができます。
値段は1袋で100円くらいが相場であり、10袋セットで1,000円くらいの値段で売っていることをよく見かけます。
- 参照記事
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コーヒー麻袋のインテリアへのリメイク
コーヒーの麻袋は丈夫であり、かつコーヒーの生産国などが書かれているラベルはシンプルでカッコ良いものが多いので、それをインテリアへのリメイクすることが一部の人の間で流行っています。
コーヒー麻袋自体とても安く簡単に入手できて、DIYのような感覚で楽しくリメイクすることができるので、興味がある方はぜひ試して見てください。代表的な麻袋の再活用方法をご紹介していきます。
コーヒー麻袋のタペストリーへのリメイク
ダイニングテーブルの上にコーヒーの麻袋を置いて端側を綺麗に整えるだけでおしゃれなタペストリーになります。この上に食器を置いたり、テーブルの真ん中に置いて麻袋の上には観葉植物だけを置くようにしても面白いです。
コーヒー麻袋のバッグ(カバン)へのリメイク
おそらく最もメジャーなコーヒー麻袋の活用方法がバッグへの再利用です。たまにコーヒー屋さんでもコーヒーの麻袋で作ったバッグが売られていることがあります。バッグを作るのは少し大変ですが、もともと麻袋は丈夫なのでバッグに向いているのかもしれません。
コーヒー麻袋をペットの部屋にリメイクする
猫や犬の部屋を簡単に作るとどうしても質素で面白みの無いものになることが多いですが、コーヒーの麻袋でそれを覆うだけでそれっぽい感じでおしゃれにまとめることができます。
コーヒー麻袋をカーテンや仕切りにリメイクする
かなり大量のコーヒー麻袋があるというのであれば、それらをつなげてカーテンや仕切りとしても活用することができます。また、ここまで大掛かりじゃなくても、小さく何個かをつなげてテレビや洗濯機などを覆い隠すことなども出来ます。
他のコーヒー麻袋のリメイク方法
この他にもコーヒー麻袋をリメイクする方法として、植木鉢、米袋、玄関マット、ゴミ袋などさまざまな活用方法があります。今回あげた他にもコーヒー麻袋の活用方法はいくつも考えることができるので、自分で活用方法を編み出しても面白いかもしれません。
このようにコーヒー麻袋は安く入手することができる上に、丈夫でおしゃれなのでインテリアとしてリメイクすることが可能です。興味がある方はぜひ一度試してみてください。
- 参照記事
- コーヒーベルトとは?日本の沖縄も含まれるコーヒー栽培エリア