カルーア・ミルクというコーヒーを使ったアルコールドリンク

カルーア・ミルクというコーヒーを使ったアルコールドリンク

僕が大学生に入学したばかりの時によくサークルの「新歓コンパ」と呼ばれるものに行っていました。新入生歓迎コンパの略だと思うのですが、要はテニスだとかバスケだとかのサークルに新入生を入れるために開かれる飲み会です。 だいたい新入生は1,000円くらいで飲み食いできるので毎日のように参加していました。だいたいが安い居酒屋で開かれるのですが、ビールに飽きた僕は隣の人が飲んでいた「カルーア・ミルク」というコーヒーのお酒を飲んでみて、美味しくて感動したことを今でも覚えています。
参照記事
スタバがコーヒー生豆をウィスキー樽で寝かし始めたwww
男が飲むものではないという風潮があって何となく注文するのを躊躇してしまいますが、今回はそんなコーヒーのリキュールであるカルーアについて書いていこうと思います。

カルーアコーヒーとは何か

カルーア・ミルクで知られているカルーアをひとことで言うと、コーヒーを使ったリキュールです。焙煎して抽出したコーヒーとサトウキビの蒸留酒によって作られていいます。
そのためにカフェインも少しだけ入っています。アルコール度数は20%の商品がほとんどですが35%の商品もあるようです。ちなみに「カルーア」という名前はアラビア語でコーヒーを意味する「カフワ」から派生しています。
参照記事
ロシアンコーヒーとは?ウォッカを入れる作り方(レシピ)
リキュールなのでいろんな飲み物で割って飲むのですが、日本では牛乳で割ったカルーア・ミルクが最も有名です。ベースがコーヒーなので牛乳との相性がバッチリだからです。 もともと1930年にメキシコのコーヒー農園で働いていたアルバレス兄弟が起業家だったブランコのバックアップのもとに作ったものが始まりでした。1936年になるとモンタルヴォ・ララがそのコーヒー豆を使って更に品質を向上させました。 1950年代になると更に他の国々にも広がっていき、今では世界で最も有名なコーヒー・リキュールとなっております。日本でもほとんどの居酒屋で今ではカルーアを使ったお酒を飲むことができます。

カルーアコーヒーの味の特徴

カルーアに使うコーヒーは普段コーヒーを淹れる時と同じようにコーヒー豆を準備します。コーヒー豆を細かく挽いた後にコーヒー豆をお湯と混ぜて合わせることで大量のコーヒーの抽出液を作ります。 サトウキビの蒸留酒については、サトウキビの茎の部分を砕いた後に煮詰めて出来る廃糖蜜と呼ばれるものに酵母菌と水を入れて発酵させます。これを蒸留してサトウキビの蒸留酒が出来上がります。

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こうして出来上がったコーヒーとサトウキビの蒸留酒を混ぜて、バニラなどの調味料を加えた上でろ過すればカルーアの完成です。出来上がったカルーアはコーヒーの風味がなんといっても特徴的です。 コクがしっかりとしており、甘みも強いためにお酒が苦手な女性などから人気を集めています。また、コーヒーの風味があるアルコールなので、コーヒー好きからも人気です。
参照記事
ウィンナーコーヒーとは何か?そのレシピと飲み方について

カルーアコーヒーを使ったカクテルの種類

カルーアを使ったカクテルとして最も有名なのはカルーア・ミルクですが、カルーア・ミルク以外にもカルーアを使ったカクテルは数多くあります。その中のいくつかをご紹介していこうと思います。

(1) カルーア・ミルク

カルーアを使ったアルコールの代表格なのがカルーア・ミルクです。氷を入れたグラスにカルーア30mlと牛乳90mlを入れれば完成です。バニラやキャラメルなどのシロップをお好みで入れてもよく合います。

(2) カルーア・ソーダ

氷を入れたグラスにカルーア45mlとソーダを80ml入れます。ソーダの炭酸がすっきりとしており、爽快な気分になれます。

(3) カルーア・ウーロン

氷を入れたグラスにカルーア45mlとウーロン茶を80ml入れます。コーヒーよりも紅茶派の人向けのカクテルになります。

(4) ティファナ・コーヒー

これはアイスじゃなくてホットのカクテルになります。マグカップにカルーア30mlとホットコーヒー100mlを入れて、その上に生クリームを乗せて完成です。ウィンナー・コーヒーっぽい感じですね。
コーヒーを使ったリキュールである「カルーア」ですが、世界中の人たちによって楽しまれています。ちょっとほろ酔いしたい気分の時にカルーアを1杯飲めば、身も心も温まるかもしれませんね。
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