LAVAZZA(ラヴァッツァ)というイタリアのコーヒーブランド

LAVAZZA(ラヴァッツァ)というイタリアのコーヒーブランド

コーヒーが好きな国民が多い国は多くあります。日本でも多くの人によってコーヒーは飲まれていますし、アメリカでも多くの人によってコーヒーが飲まれています。 しかし、コーヒーが伝統的に飲まれていて今でも多くの人が飲んでいる国と言えば、やはりイタリアです。イタリアでは多くの人によってエスプレッソコーヒーが飲まれています。
今回はそんなイタリアのコーヒーについて、有名ブランドのLAVAZZA(ラヴァッツァ)について触れながら書いて行こうと思います。
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イタリア生まれのコーヒーメーカーLAVAZZA(ラヴァッツァ)

イタリアでは、コーヒーといえばエスプレッソのことを指し、人々の生活に欠かすことのできない飲み物です。一日に何杯も口にします。そんなエスプレッソの本場イタリアで、120年以上の伝統を誇るブランドがあります。それが、LAVAZZA(ラヴァッツァ)です。 「LAVAZZAって?」と思う方もいるかもしれませんが、そのロゴをみれば「あ~あれか~」と思い出すかもしれません。ラヴァッツァのロゴ入りカップが有名ではないでしょうか。ちなみにイタリアのスーパーには、ラヴァッツァグッズがたくさん売られています。
ラヴァッツァというメーカーは、1895年ルイジ・ラバッツァという人が、イタリアのトリノに食料品店を出したのが始まりです。現在でも、イタリアの家庭で一番飲まれており、最も有名なイタリアンコーヒーとなっています。(ちなみに業務用No.1はイリー(illy)) 実際に、イタリアのコーヒー豆売れ筋ランキングでも毎年トップ10中、半分以上を占める人気メーカーです。メーカーのHPによると、スカラ座、ニューヨーク現代美術館、ホテルリッツ、フォーシーズンズホテル(ミラノ、ニューヨーク)など、世界約90カ国で広く飲まれています。 1910年から本店をトリノ王宮の近くに移し、カフェとレストランを経営しています。コーヒーはもちろん、ランチやディナーも食べられてお値段もお手頃とのこと。機会があったら、ぜひ。

イタリア人にとってのエスプレッソ

1日に何回もコーヒーを楽しむイタリア人にとって、バール(Bar)の存在は欠かせません。そこは、息抜きの場であり、社交の場でもあります。バールでは、コーヒーやお酒をグッとあおったかと思うと、すぐに出て行ってしまうというのが普通。 なんだかかっこいいです。ゆっくり座っておしゃべりしながらお茶やコーヒーを楽しむのは、サラ・ダ・テやカフェといわれます。バールは街のいたるところにあり、店構えもシンプルなのが特徴です。一方、サラ・ダ・テやカフェは、内装も豪華な雰囲気をウリにしています。
ちなみに、着席と立ち飲みでは値段に差があります。日本では、あまり見かけないシステムですが、立ち飲み用のカウンターを利用する場合は、バールでの値段とあまり差はありません。ただ席に座った場合は、普通のバールで立ち飲みした場合の2倍強、ゴージャスな雰囲気のお店になると4倍くらい取られることもあります。
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いろいろな飲み方があるエスプレッソ

エスプレッソは、そのアレンジバリエーションが豊富なことも魅力の一つです。例えば、エスプレッソに倍の量のミルクを入れれば、カフェ ラテ。泡立てればカプチーノ。ミルクの量が全体の半分以上を占めるこれらの飲み方は、ドリップ式のコーヒーでは味わえない、エスプレッソならではの飲み方といえますよね。 もう一つ、「マキアート」も忘れてはいけない。マキアートはもともと「汚れた」とか「シミのついた」という意味ですが、カフェ・マキアートは少量のミルク入りコーヒーのことです。またラテ・アートでも私たちを楽しませてくれますよね。 イタリアのバリスタも、腕をふるう技術の一つです。日本の喫茶店でも遭遇することがありますが、本当、みているとあざやかですよね。一方、ラッテ・マキアートは少量のコーヒー入りのミルクのことです。
スチームドミルク(温めたミルク)とフォームドミルク(泡立てたミルク)をカップに注ぎ、その上からエスプレッソを注ぎます。コーヒーとミルクどっちが先か、という違いがあります。 さらにコーヒーにこだわるイタリア人は、その日の気分で濃いコーヒー・薄いコーヒーという注文もします。(余談ですが、濃いコーヒーがほしいときはカフェ・リストレット、薄いコーヒーのときはカフェ・ルンゴというらしい!) 食後には、リキュール入りのカフェ・コッレットを飲むことも多いとか。濃いコーヒーと豊かなリキュールの香りが、満腹の胃を癒してくれそうです。これだけあるバリエーション!エスプレッソで、さらにコーヒーの楽しみが広がりますね。
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