普段はホットコーヒーを飲む人も暑い夏場にはたまらずアイスコーヒーに切り替えるという人も多いかと思います。ただでさえ汗がダラダラなのに、ホットコーヒーを飲むと暑くてもっと汗が出ます。そんな時はあまり好きじゃないけどアイスコーヒーに私も手を出します。
アイスコーヒーならば夏場でもゴクゴクと飲んですっきりすることができます。しかし、一方でアイスコーヒーは本格的に自分で作るとなるとかなり面倒です。ホットコーヒーだったら家でドリップして完了ですが、アイスコーヒーは冷やしたりと家で作るのが大変です。
そんな人におすすめなのが「リキッドコーヒー」です。名前は何かカタカナで格好いいですが、実際はただの液体アイスコーヒーです。今回はそんなリキッドコーヒーについて書いていこうと思います。
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リキッドコーヒーとは何か?
リキッドコーヒーとはひとことで言うと、液体アイスコーヒーを総称して表す言葉です。コンビニやスーパーなどでペットボトル入り、紙パック入り、缶コーヒー入りなどいろんなタイプのアイスコーヒーが売られていますが、それらは全てリキッドコーヒーになります。
リキッドコーヒーの抽出方法はドリップによるものやエスプレッソによるものなどいろんなタイプがありますが、ドリップによるものが一般的です。原料についても、レギュラーコーヒーを使用しているものから、インスタントコーヒーを使用しているもの、濃縮されたコーヒーエキスを使用しているものと様々です。
これら原料、抽出方法、パッケージ方法によってリキッドアイスコーヒーの風味に差がついてきます。パッケージについても、紙パックであっても内部にアルミ加工されているものなどがあり、ただの紙パックならば賞味期限は1週間程度ですが、アルミ加工されたものは半年以上持ちます。
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リキッドコーヒーの作り方
リキッドコーヒーができるまでの製造方法は、普通のアイスコーヒーとほとんど一緒ですが、最後の加工方法が異なります。まずは普通通り、コーヒーの生豆を焙煎してからいくつからの種類のコーヒー豆をブレンドします。
その後コーヒー豆を挽いて粉状にします。粉状にした後の加工が普通のアイスコーヒーの作り方と異なるのですが、細かく砕かれたコーヒー豆の粉を大型の抽出器に入れて、そこに一気に熱湯を注いで大量のコーヒー液を一度に作ります。
コーヒー液ができたらタンクで濃さや甘さなどを調節した上で殺菌します。殺菌が終わったらコーヒー液をペットボトルや紙パックなどに充てんして完成です。個人で1杯ずつ作ると大変ですが、このように一度にまとめて大量生産することで、効率的にリキッドコーヒーを作ることができます。
リキッドコーヒーはギフトに最適
そんなリキッドコーヒーですが、簡単にアイスコーヒーを飲みたい人が自分用に購入することもありますが、ギフト用として購入されることも多いようです。賞味期限も長いものが多いので、コーヒーをそれなりに飲むと言う人には最適なギフトなのかもしれません。
暑い夏場にアイスコーヒーをごくごくと飲みたくなった時に備えて、リキッドコーヒーを冷蔵庫に入れておくと良いのかもしれません。
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