抹茶コーヒーとは?混ぜるだけで簡単に作れるアレンジコーヒー

抹茶コーヒーとは?混ぜるだけで簡単に作れるアレンジコーヒー

お茶はコーヒーのライバル的な存在だとなんとなく感じている人も多いかと思います。コーヒー派とお茶派に分かれることもあり、お茶をよく飲む人はあまりコーヒーを飲まず、逆にコーヒーをよく飲む人はお茶をあまり飲まない傾向にもあります。 しかし、あまり知られてはいませんが、お茶とコーヒーは意外にも相性がよく、中国では鴛鴦茶(えんおうちゃ)という紅茶とコーヒーを混ぜ合わせた飲み物が伝統的に飲まれていたりもします。
今回はそんなお茶の中でも抹茶にフォーカスを当てて、抹茶とコーヒーを混ぜ合わせて作る「抹茶コーヒー」について、その作り方や健康への影響などについて書いていこうと思います。
参照記事
鴛鴦茶(えんおうちゃ)はコーヒーと紅茶を混ぜた飲み物www

抹茶コーヒーとは何か?

抹茶コーヒーとはひとことで言うと、抹茶とコーヒーを混ぜ合わせた飲み物になります。抹茶とコーヒーは相性が良いのか疑問に感じる人も多いかと思いますが、例えば抹茶のケーキを食べた時に無性にコーヒーが飲みたくなる人もいるかと思います。 このように抹茶とコーヒーは意外に相性が良く、飲み物として2つを合わせた場合にも、それぞれの良さを引き出す美味しい飲み物になります。実際に多くの飲料会社がその組み合わせに目をつけており、抹茶入りの缶コーヒーが発売されたりするなど、注目は集まっています。
スターバックスでも、抹茶ティーラテと言う抹茶をホットミルクで割った飲み物があるのですが、これにエスプレッソショットを追加するお客さんも多く、裏メニューとして抹茶とエスプレッソの組み合わせは人気があります。
参照記事
塩をコーヒーに入れると意外にイケる!エチオピアの伝統方法

抹茶コーヒーの作り方(レシピ)と味

そんな抹茶コーヒーは家でも簡単に作ることができます。必要な材料はホットコーヒーと抹茶パウダーのみです。抹茶コーヒーの作り方の手順としては、まず抹茶パウダーをマグカップの中に入れて、そこにホットコーヒーを注ぎ込むだけです。 抹茶パウダーはなかなか溶けにくいので、ホットコーヒーを入れたら良くかき混ぜる必要があります。苦味が気になる人はお好みで砂糖を入れてみると、ほんのりと甘い抹茶コーヒーに変えることができます。
また、抹茶コーヒーはどうしても味が強いと感じる場合には、少し視点を変えて抹茶コーヒーラテにすることも出来ます。作り方はホットコーヒーをインスタントで作成して、お湯の代わりにホットミルクを使用するというものです。 そんな抹茶コーヒーの気になる味ですが、コーヒーの苦味と抹茶の苦味がうまくマッチして、独特な大人な味わいになります。

抹茶コーヒーの効果・効能とカフェイン

そんな抹茶コーヒーですが、抹茶には身体に良い影響を与える効果・効能がいくつかあります。もともと抹茶は茶葉をそのまま粉状にして飲むので、葉に含まれている栄養分を摂取しやすいというメリットが存在しています。 具体的には、抹茶に含まれているカテキンには体脂肪を燃焼させたり抗酸化作用があると言われています。また、カテキン以外にもビタミン、ミネラル、アミノ酸など多くの栄養分が抹茶には含まれており、ストレス緩和などの効果も期待されています。
また、抹茶とコーヒーの組み合わせと聞いて気になるのがカフェインです。コーヒーも抹茶もカフェインが多く含まれていることで知られています。コーヒーは150mlあたり100mgくらいのカフェインが入っており、抹茶は150mlあたり50mgくらいのカフェインが入っています。 この2つが組み合わされるのでカフェインは比較的に多い飲み物になるのですが、抹茶にはテアニンというカフェインの興奮作用を抑制する成分が含まれていると言われています。そのために、カフェインの覚醒作用を和らげるのではないかとも言われています。
参照記事
コーヒーのカフェインによる利尿作用メカニズムとその対策

ネスレやジョージアも抹茶とコーヒーの組み合わせに注目

抹茶とコーヒーの組み合わせについては飲料会社の大手も注目しています。ネスレは2017年の事業戦略発表会にてコーヒーとチョコレートの次は「抹茶」を戦略の柱にすると宣言しており、今後は抹茶ビジネスを拡大してく予定です。 缶コーヒーで有名なジョージアもかつて抹茶が入った缶コーヒーである「ジョージアクロス 和-STYLE」という飲み物を販売しており、まさに抹茶コーヒーで新たな市場を作ろうと試みていました。
このように抹茶コーヒーはご自宅でも簡単に作ることができて、かつ健康への好影響も期待できます。抹茶とコーヒーが好きな人は是非試しに飲んでみてください。
参照記事
レギュラーソリュブルコーヒーとインスタントコーヒーの違い
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