ミルクフローサーを使えば家でも簡単にフォームミルクが作れる

ミルクフローサーを使えば家でも簡単にフォームミルクが作れる

ご自宅でカフェオレやカフェラテを作るには美味しいホットミルクが必要不可欠です。普通の牛乳を電子レンジで温めたり、鍋で温めたりしてもホットミルクは作ることができますが、「ミルクフローサー」を使えば家でも簡単に美味しいホットミルクが作れます。 美味しいカフェオレやカフェラテを作るにはキメの細かいフォームミルクが重要です。このフォームミルクは電子レンジなどでは作ることができないので、ミルクフローサーが活躍します。
泡立てたフォームミルクはコーヒーだけでなく、抹茶ラテやココアなどにも合わせることができるので汎用性が広いです。今回はそんなミルクフローサーについて書いていこうと思います。
参照記事
ミルクピッチャー(ミルクジャグ)を使えばおいしいラテが作れる

ミルクフローサーとは何か?

ミルクフローサーとはひとことで言うと、ミルクを泡立てるための小さい器械のことです。色んなタイプのミルクフローサーがあり、電動歯ブラシのような形をしたものから、ミキサーのような形をしたものまであります。 ミルク(=milk)はそのまま牛乳ですが、フローサー(=frother)は英語で泡立て器という意味になります。なのでそのふたつの言葉を合わせたミルクフローサー=牛乳泡立て器になります。
ミルクを泡立てると言われてもピンとこない人もいるかもしれませんが、コーヒー業界で使われるミルクには大きく、「スチームミルク」と「フォームミルク」があります。スチームミルクは温かい牛乳であり、フォームミルクは泡だったミルクです。 カプチーノに乗っている泡っぽいミルクがまさにこのフォームミルクであり、フォームミルクを作るためにミルクフローサーは存在します。
参照記事
フォームミルク(フォームドミルク)とは?スチームミルクとの違い

ミルクフローサーの使い方

ミルクフローサーで泡立てる牛乳は、ホットでもアイスでもどちらでもいけます。ホットミルクでしたら電子レンジなどでミルクを温めてからミルクフローサーにかけます。アイスミルクでしたら冷蔵庫からミルクを出してそのままミルクフローサーをかけます。 ミルクフローサーの使い方には少しだけコツがいります。まずできるだけ背の高いカップを用意して、その中に牛乳を1/3くらい入れます。牛乳を入れたらそのカップを卵をかき混ぜる時のように斜めにもち、電源を入れたミルクフローサーを入れます。 ミルクフローサーは牛乳から出ない程度の表面ギリギリでゆっくりと上下させて、牛乳の中に空気を入れていきます。できるだけ牛乳が一定方向に回るように意識して、十分に泡だったフォームミルクが作れたらミルクフローサーの電源を止めて取り出します。
ミルクフローサーの電源を入れたまま牛乳から取り出すと牛乳が派手に飛び跳ねて、あたり一面が牛乳まみれになるので、電源を切って回転が止まってから牛乳から取り出すという流れを意識しましょう。 泡だったフォームミルクはスプーンで汲み取って、ホットミルクをマグカップに入れた後に、最後にその上にフォームミルクを乗せるようなイメージで作ると綺麗な出来上がりになります。
参照記事
コーヒーミルク(コーヒーフレッシュ)と牛乳の違い

ミキサー型の特殊なミルクフローサーもある

電動歯ブラシのような形をしたミルクフローサーが一般的に使われており、これは100円均一などでも販売されていて手軽に使えます。しかし一方で、このミルクフローサーを使ってフォームミルクを作ると、作業がかなり地味で面倒と言うデメリットもあります。 それに慣れるまでは綺麗なフォームミルクを作るのが難しくて、三日坊主で使わなくなることもあるあるです。そんな人向けに誰でもボタンひとつで簡単に作れるミキサー型のミルクフローサーが実は存在します。 使い方はいたって簡単で、ミキサーを使うような感じでピッチャーの中に牛乳を入れてボタンを押して、あとは放置するだけで綺麗なフォームミルクが出来上がります。これには牛乳を温める機能もついているので便利です。
フォームミルクが出来上がると勝手に動きが止まり、プロが作ったような綺麗なフォームミルクが出来上がります。多少値段がはってスペースをとるものの、フォームミルクを簡単に作ることができるのでじわじわと人気が出てきています。 このようにミルクフローサーを使えば家庭でもフォームミルクを作ることができるようになり、カフェオレやカフェラテを本格的に作ることができます。興味がある人は是非チェックして見てください。
参照記事
ハンドプレッソとは?その使い方と特徴について
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