コーヒー豆の使い方として最もポピュラーな方法は当たり前ですが、コーヒー豆を焙煎して挽いた後にお湯を注いで抽出する方法かと思います。
この方法でコーヒー豆を使用した場合にはほとんどのたんぱく質は無くなってしまいます。しかし、あまり知られていませんがコーヒー豆そのものには実はたんぱく質が一定量含まれているのです。
焙煎する前のコーヒー生豆でも焙煎した後のコーヒー豆でもどちらに対してもたんぱく質がそれなりの量含まれています。今回はそんなコーヒー豆とたんぱく質の関係について書いていこうと思います。
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コーヒー豆に含まれているたんぱく質
コーヒー豆そのものにはたんぱく質が一定量含まれています。具体的にはコーヒー豆28粒ほどで3gのたんぱく質が含まれていると言われています。
コーヒー豆をそのままボリボリと食べる人はいないかと思いますが(たまにそのまま食べる人もいるようですが)、最近ではコンビニなどで「コーヒービーンズチョコレート」と言われるチョコレートでコーディングされたコーヒー豆も売られています。
これはコーヒー豆をそのまま食べるものですが、この方法でコーヒー豆を食べた場合にはダークチョコレートかホワイトチョコレートかなどに関係無く一定量のたんぱく質を摂取することができます。
抽出した後のコーヒーに含まれているたんぱく質
コーヒー豆は焙煎してもほとんどたんぱく質がなくなることはありません。しかし、コーヒー豆をお湯を注いで抽出することでたんぱく質がほとんど無くなってしまいます。
具体的にはコーヒーカップ一杯で0.28gほどまでたんぱく質は無くなってしまいます。そのために抽出した後のコーヒー豆にはほとんどたんぱく質がないと言えます。
このようにコーヒー豆にはもともと少量のたんぱく質が含まれていますが、お湯で抽出されることによってたんぱく質はほとんど無くなってしまいます。
たんぱく質以外にコーヒーに含まれている成分
このようにコーヒーにはたんぱく質が含まれていますが、たんぱく質以外にも様々な成分がコーヒーには含まれています。
コーヒーに成分①:カフェイン
コーヒーにはたんぱく質以外にもカフェインという成分が含まれています。カフェインについては多くの人が聞いたことがあるかと思いますが、カフェインには覚醒作用や利尿作用が含まれていることで知られています。
このカフェインの作用を目的にコーヒーを飲んでいるという人も多いかと思います。逆に妊娠中などでカフェインが摂取できないという場合にはカフェインレスコーヒーと言ってカフェインの入っていないコーヒーを飲むこともできます。
コーヒーに成分②:クロロゲン酸
コーヒーに含まれているたんぱく質以外の成分としてクロロゲン酸もあります。クロロゲン酸はポリフェノールの一種であり、ダイエット効果や血糖値の上昇を抑制する効果などがあります。
コーヒーに含まれている成分としてメジャーなのはカフェインとクロロゲン酸の2つが有名であると言えます。
このようにあまり知られていませんが、コーヒー豆にはたんぱく質も含まれています。お湯によって抽出されるとほとんどたんぱく質は無くなってしまいますが、コーヒー豆のままだと一定量のたんぱく質が残っているのです。
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