スタバがReserve Roasteryという焙煎所付き高級店舗を続々出店中

スタバがReserve Roasteryという焙煎所付き高級店舗を続々出店中

最近になってスタバックスが急テンポでStarbucks Reserve Roasteryという焙煎所、図書館、ギフトショップなどを兼ね揃えた高級店舗を世界中で展開しています。最近もシカゴに4,000㎡近い巨大なStarbucks Reserve Roasteryを都市の中心部に2019年までに建設することを発表しました。 2014年にシアトルにStarbucks Reserve Roastery1号店を出してから、2015年にはニューヨークに2号店を出店しました。今後は2017年には上海、2018年には東京、2019年にはシカゴと続いていく予定です。スターバックスは既に世界中に2万5千を超える店舗を出店していますが、Starbucks Reserve Roasteryはそれらの普通の店舗とは明らかにタイプが違います。
参照記事
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Starbucks Reserve Roasteryには他の店舗にはない高級感があり、スターバックスは低品質のコーヒーを大量生産している他のコーヒーチェーン店とは違って、高級感があるんだという印象付けをする意味でもとても重要な役割を果たす予定です。 今後の計画としてはStarbucks Reserve Roasteryを世界中に20店舗〜30店舗は出店する計画があるそうです。スターバックスではStarbucks Reserve(Roasteryではない)という店舗を既に世界中で展開しており、日本でも何店舗かあり、人気があります。Starbucks Reserve Roasteryはそれをさらに強化したようなイメージです。 日本でも2018年12月に東京の中目黒にStarbucks Reserve Roasteryをオープンすることが決定しています。そして、この店舗の設計には世界的に有名な建築家でもある「隈研吾」が担当するそうです。隈研吾さんは福岡にあるかなり独創的なスターバックスの店舗をデザインしてことでも知られています。新店舗は目黒川沿いに建設予定であり、敷地面積は1,200㎡を予定しています。 東京へのStarbucks Reserve Roastery出店について、CEOであるハワード・シュルツは ”日本は北米以外で1996年に始めて進出した海外のマーケットであり、これからもスターバックスにとって非常に重要なエリアだ。” ”As it was when we opened Japan as our first market outside of North America in 1996, the country continues to be an important and dynamic coffee community for Starbucks,” と日本市場の重要性についてコメントしています。 記念すべきStarbucks Reserve Roastery1号店であるシアトルの店舗では、巨大焙煎機が中心に添えられており、その周りにカフェ、レストラン、図書館、ラウンジスペースなどがあります。焙煎機はProbat 社製のものが2つ備え付けられており、世界各地にあるStarbucks Reserve 向けのコーヒー豆も焙煎されているそうです。 このシアトルの店舗はコーヒー豆の名前としても使われている「Pike Street(パイク・ストリート)」に建設されました。1971年に創業してからスターバックスが培ってきた経験・技術・知識の全てが盛り込まれた店舗であり、まさにStarbucks Reserve Roasteryはスターバックスを要約したような画期的な店舗だと思います。日本にオープンする日が楽しみですね。
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