コーヒーをただそのまま飲むのではなくて、他の飲み物や調味料などを加えて風味を変えることをアレンジコーヒーと呼ぶことがあります。
アレンジコーヒーにはいろんな種類があり、まさにアレンジする方法は無限に存在するのですが、その中でも少し変わったアレンジコーヒーとして「ラムコーヒー」というものがあります。これはラム酒とコーヒーを組み合わせたものであり、一部のコーヒー好きやラム酒好きによって飲まれています。
余談ですが村上春樹のエッセイにも「ラム入りコーヒー」というものが存在するそうです。今回はそんなラムコーヒーについて、その作り方などを中心に書いて行こうと思います。
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ラムコーヒーとは何か
ラムコーヒーとはひとことで言うと、コーヒーにラム酒を入れていつもとは違った味を楽しむアレンジコーヒーになります。当然ラム酒を入れるのでお酒の入ったアルコール飲料になるので未成年の人は飲むことができません。
そもそもラム酒とはサトウキビの成分を原料として作られる蒸留酒です。ラム酒はカリブ海の地域で作られるとようになって以来世界中に広がって、今ではコーヒーに入れて楽しまれるまでになっています。
ラムコーヒーはコーヒー好きからの人気ですが、ラム酒などのお酒好きな人たちがコーヒーフレーバーをラム酒に付けるために利用することも多いです。
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ラムコーヒーの作り方(レシピ)
ラムコーヒーはご自宅でも作ることができるのですが、しっかりとラム酒にコーヒー豆を漬けて作る本格派と、コーヒーにラム酒を入れるだけの簡略派の2種類の作り方があります。
ラム酒にコーヒー豆を漬けて作る本格派
ラム酒にコーヒー豆を漬けて作る方法はかなり手間がかかります。発想としては梅酒を作ることに似ており、ラム酒にコーヒー豆を1ヶ月ほど漬けて放置し、ラム酒にコーヒー豆の成分を染み込ませるというものです。
ラム酒にコーヒー豆を浸ける方法は、まずラム酒を瓶の50%くらいまで減らして、その中に氷砂糖を全体の10%くらいの割合で入れます。そして残りの40%のスペースに挽いていないコーヒー豆を入れていきます。
あとはフタをしっかりと閉めて、ラム酒が少しずつコーヒー色になっていくのを見ながら放置します。あまり長期間漬けすぎるとコーヒーの苦味がで過ぎてしまうので、3週間目くらいから少しずつ味見をしていき、好みの味になったらコーヒー豆を取り除きましょう。
お好みでホットミルクでラムコーヒーを割って飲んで見ても美味しいようです。かなり手間はかかりますが、ラム酒にコーヒー豆を漬けたラムコーヒーは一度は飲んでみる価値があります。
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ラム酒にコーヒーを入れるだけの簡略派
ラム酒にコーヒー豆を漬けてラムコーヒーを作る本格派は確かに味は美味しいのですが、手間がとてもかかります。手間がかかって面倒だという人のために、ラム酒に直接コーヒーを入れて作る簡略派についてもご紹介します。
ラムコーヒーを作るのに必要な材料はアイスコーヒーとラム酒だけです。ラムコーヒーを作る手順もいたって簡単であり、アイスコーヒーの中に大さじ1杯〜2杯のラム酒を入れてかき混ぜるだけです。
ラム酒の量はお好みに合わせて調整することができ、甘い飲み物が好きな場合にはガムシロップを追加しても良いです。ラムコーヒーはラム酒の持つ独特の香りを楽しむことができて、普通のアイスコーヒーでは味わうことのできない楽しさがあります。
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