暑い夏の時期にかき氷を食べる人は多いと思います。かき氷にかけるシロップといえばイチゴやメロンが王道でしょうか。そんなかき氷にコーヒーシロップをかけてコーヒー風味にすることも実は可能なのです。
コーヒー風味のかき氷なんて聞いたこともないと感じる人もいるかとは思いますが、実際にコメダコーヒーなどの大手コーヒーチェーン店でもコーヒー風味のかき氷は販売されています。
かき氷用のシロップでコーヒー味が売っていることを見かけることはほとんどありませんが、実はかき氷にかけるためのコーヒーシロップはご自宅でも簡単に作ることができます。今回はそんなコーヒー味のかき氷について、コーヒー味のかき氷の作り方や味などについて書いていこうと思います。
コーヒーかき氷とは何か
コーヒーかき氷とはひとことで言うとそのままですが、かき氷にコーヒーシロップをかけたものです。直接コーヒーをかき氷にかけるとシャバシャバになってしまうのですが、コーヒーシロップを作ってかけることで、かき氷にうまくマッチさせることができます。
甘く作ったコーヒーシロップをかき氷にかけることで、コーヒー風味の甘いかき氷を食べることができます。コーヒーシロップ自体はご自宅でも作ることが可能です。
コーヒーかき氷なんてほとんど聞かないから本当に美味しいのか疑問に感じる人もいるかと思いますが、実際に大手コーヒーチェーン店であるコメダコーヒーなどは、夏場にはコーヒーかき氷を全面に打ち出して販売しています。
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コーヒーかき氷用シロップの作り方(レシピ)と味
コーヒーかき氷用のシロップは普通通りにコーヒーを抽出する感覚で作ることができます。必要な材料はコーヒー豆とお湯と砂糖だけです。
まずコーヒー豆を挽いて、ペーパーフィルターなどで抽出するのですが、普段より1.5倍くらい濃いめになるようにコーヒーの粉を多めに入れます。これはかき氷にかけることによってコーヒーシロップが薄まるからです。
コーヒーが出来上がったらそこに砂糖を多めに入れて、鍋で10分ほど弱火で煮込みます。焦がさないようにかき混ぜながら煮込むように注意しましょう。煮込んだらそれを常温で冷ませば完成です。あとはかき氷にそれをかけて、お好みで練乳などもかけるとよりクリーミーで甘くなります。
肝心なコーヒーかき氷の味ですが、コーヒーの甘さとほろ苦さがうまくかき氷とマッチしていて、暑い夏にはぴったりなデザートになります。コーヒーだけよりも練乳を一緒にかけた方が個人的にはより甘くなって良いと思います。
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かき氷でなくてアイスでもコーヒーは合う
このようにかき氷にコーヒーシロップを合わせてかけることもできるのですが、かき氷ではなくて普通のアイスにもコーヒーは合わせてかけることができます。
「アフォガード」などが有名なのですが、これはバニラアイスに濃いコーヒーを上からかけたものです。バニラアイスの甘さとコーヒーの苦さがうまくマッチして絶妙な味になります。
最近ではチェーン店のレストランなどでもアフォガードを提供しているお店も多いので割と有名になってきましたが、これはコーヒーかき氷と違って世界中でデザートとして食べられています。
アドガードの作り方もコーヒーかき氷と同様にとても簡単です。ただバニラアイスをお皿に入れて、そこから濃いめのコーヒーをかけるだけだからです。コーヒーをかけることでバニラアイスが溶けて絶妙な具合に混ざり合います。
このように、コーヒーかき氷は、あまり有名ではありませんがご自宅でも簡単に作ることができて、かつ暑い夏場を乗り越えるにはぴったりのデザートになります。興味がある方はぜひ一度試してみてください。
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