サーモマグのタンブラーを持てばコーヒーがより美味しくなる

サーモマグのタンブラーを持てばコーヒーがより美味しくなる

残暑も和らぎ、朝晩は涼しくなりましたね。日が少しずつ短くなっていることにふと気づき、秋の訪れを感じます。これからの季節、ホットコーヒーがおいしくなりますね。ですが、熱々のコーヒーを飲もうとして、舌を火傷してしまった経験はありませんか? また、しばらく置いといたコーヒーがぬるくなっておいしくなくなった経験もあるのではないでしょうか?しかしテクノロジーの進歩により、飲み物を「飲み頃」のまま保つことが可能になっています。今回はアメリカのスタバで発売されている「Ember Temperature Control Mug」というサーモマグを取り上げます。
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このサーモマグ開発のきっかけはコーヒー?!

商品自体の紹介の前に、まずはEmber製サーモマグの開発ストーリーをご紹介します。「Ember」は世界中で70以上の特許を持つ、オリジナルのキッチンウェアやカトラリーのデザイン会社です。ここのCEOであるClayton Alexander氏は自他共に認めるコーヒー狂で、仕事中に冷えていくコーヒーが嫌で仕方なかったそうです。 淹れたてのコーヒーのおいしさをいつまでも保つためには、最適な温度を維持し続けること。そして「いつでもコーヒーをおいしく飲む」という目的のためだけに開発が行われ、絶対に冷めないサーモマグが誕生しました。そんなEmber製のサーモマグはあのスターバックスにも認められ、アメリカのスターバックスで「Ember Temperature Control Mug」が発売されるようになりました。

このサーモマグの特徴

①温度調節機能

単純なサーモマグのように熱の逃げにくい構造で飲み物を保温するのではなく、内蔵ヒーターで温度を維持するため適温のまま長時間保ってくれます。ただ保温するだけではなく、もっと温かく、または冷たくしたいという調節もすぐにできます。 淹れたてのコーヒーの温度は平均71度、そこから52.7度に下がったときが一番おいしくコーヒーが飲める温度だそうです。この飲み頃をいち早く得られるよう、熱々のコーヒーの温度を一気に下げ、飲み終わるまでずっと適温でキープしてくれます。猫舌さんには非常にありがたいですね。

②アプリでも操作可能

なんと専用アプリと連携すれば、スマートフォンやApple Watchで使用できます!リアルタイムに温度表示や温度調節、飲み頃の温度になったら通知までしてくれます。あらかじめ数種類の温度を登録しておけるので、コーヒー以外にも自分好みの温度で紅茶やジュースを楽しむことができます。

③便利な充電式

専用の充電プレートの上にサーモマグを置くと簡単に充電が可能です。充電は2時間ほどもちますが、もし充電していれば何時間でも適温をキープできます。充電プレートもシンプルなので、デスクの上に常時置いても邪魔にならなさそうです。

④使いやすいデザイン

ハイテクなのに使い方はとってもシンプル!飲み物を入れて電源を押し、底のダイヤルを回して好みの温度に設定すれば終わりです。温度は本体のディスプレイに表示されるので簡単に確認できます。 余計なボタンは一切なく、スリムで黒いマグは性別、年齢問わず使いやすいと思います。飲み口はプッシュ式で、閉じておけば飲み物をこぼす心配はありません。さらに開けるとどの方向からでも飲めるので、持ち方を気にせずに済みます。
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あのスタバが認めたサーモマグ

スターバックスの店頭に並んでいる商品ってクオリティやデザイン性が非常に高いと思いませんか?その理由は、スターバックス内で厳格な審査や様々な検証試験が行われているためです。安心安全はもちろん、クオリティやデザイン性の高さが認められてやっと商品化され、店頭に並ぶことができます。 「Ember Temperature Control Mug」のすごさは伝わったでしょうか?時代はここまで進化したのかとびっくりしますよね!コーヒーのために開発されたサーモマグですが、中に入れる飲み物は何でもOKです。 スープや紅茶の保温はもちろんワインの急冷却もできちゃうので、使い勝手は非常に良いと思います。残念ながら、日本のスターバックス店舗では現在取り扱いがないようです。しかしAmazonなどのオンラインストアでは購入可能みたいですので、もし気になればチェックしてみてくださいね。
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