スリーエフというコンビニをご存知ですか?スリーエフは関東以外にお住いの方には馴染みのないコンビニなのですが、東京、神奈川、千葉、埼玉で展開しているコンビニチェーン店です。
一号店ができたのは1979年と意外と歴史あるコンビニですが、2016年からはローソンと共同出資した「ローソン・スリーエフ」を立ち上げました。
スリーエフ単体での店舗数は2017年2月現在で438店舗あります。そんなスリーエフのコーヒーも、他のコンビニコーヒーとはまた違う特徴のあるコーヒーを出しているのです。
- 参照記事
- コンビニコーヒーの比較!自分にあったコーヒーはどれだ?!
そもそもスリーエフってどんな会社?
「スリーエフ」の由来は「Fresh、Food、Friendly」の3つのFが意味に込められており、親しみやすさや笑顔を大切に、より地域に根ざしたコンビニエンスストを目指しています。
スリーエフは3つの店舗フォーマットを持っています。1つはスリーエフ。こちらは他のコンビニとほとんど変わらない形態のコンビニですが、インストア・ファストフード強化型店舗の「gooz」「q’s mart」が存在します。しかしながら展開する地域としては南関東に限られ、東京・神奈川・千葉・埼玉でしか見ることができません。
スリーエフのコーヒー、F STYLE COFFEE
スリーエフのコーヒー事業はF STYLE COFFEEという名称で展開されています。実は別事業で展開している「goozコーヒー」や「gセレクトコーヒー」などもありますが、こちらのコーヒー提供スタイルとしてはデカンタやディスペンサーで保存し、セルフでコーヒーを注ぐスタイルだったため、コーヒーは参加したりロスが生まれたりしていました。
その代わりに採用されたのがF STYLE COFFEEです。他のコンビニコーヒーとは導入が少し遅れており、導入されたのは2014年の8月でした。
このF STYLE COFFEEでは一杯ずつ挽きたてのコーヒーを抽出できるFMI社製のペーパードリップマシンを採用してり、コーヒーの酸化・ロスを減らすことに成功しました。
F STYLE COFFEEで使用されているコーヒーマシンがすごい!!
スリーエフのコーヒーマシンはFMI社の「ボナマット」を使用しています。このコーヒーマシンは他のコンビニコーヒーのマシンとは違くて、「蒸らし時間を0〜10秒で細かく設定できる」という仕組みがあります。
抽出準備が整ったコーヒーでしたら10秒、少し薄めのコーヒーが飲みたいのでしたら0秒で蒸らしてみると行った工夫ができるのはスリーエフのコーヒーマシンだけです。さらにコーヒーの抽出時間が表示されるのもスリーエフのコーヒーマシンならではの特徴です。これなら待ち時間もはっきりしてイライラすることもありません。
F STYLE COFFEEで採用しているコーヒー豆
F STYLE COFFEEのコーヒーはKEY COFFEEから提供されています。使っているコーヒー豆の産地はグアテマラとエチオピア。グアテマラのコーヒーはあの有名なコーヒー産地・アンティグア地方のコーヒー豆を使用し、さらにシングルオリジンと言われる豆を使用。
中煎りのコーヒーで、芳醇な香りとまろやかなコク、すべての味わいが高バランスのコーヒーです。エチオピアのコーヒーはこちらも有名なシダモ地区で取れたコーヒー豆。深煎りにコーヒーを煎ることでビターでキレのある味わいのコーヒーが作られます。こちらのエチオピアのコーヒーはアイスコーヒーでも使用されております。
このようにスリーエフのコーヒーは美味しくするために様々な工夫がされています。興味がある方はぜひ一度試してみてください。
- 参照記事
- セブンカフェの変遷!セブンイレブンのコーヒーが出来るまで