コーヒーにいろんなものを混ぜると意外にうまくマッチングして美味しい飲み物を作ることができます。コーヒーにいろんなものを混ぜて独自の飲み物を作ることをアレンジコーヒーと呼ぶこともあり、無難なものではチョコレートやアイス、突飛なものだとビールやウォッカなどまであります。
その中で突飛な部類に入ると思うのですが、意外な組み合わせとして注目されているのがコーヒーとワインを組み合わせた「コーヒーワイン」です。今回はそんなコーヒーワインについて、その作り方や効果・効能などについて書いて行こうと思います。
コーヒーワインとは何か?
コーヒーワインとはひとことで言うと、そのままですがコーヒーとワインを混ぜ合わせることで作る飲み物です。コーヒーにいろんなものを入れて作るアレンジコーヒーのひとつであり、日本国内の一部のバーでも提供されています。
コーヒーワインは誰でも簡単に作ることができる点から、自宅で作って飲む人も一部でいるようです。コーヒーとワインは一見関係性が全く無さそうですが、実は意外にも共通点が多い飲み物でありマッチングします。
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コーヒーワインの作り方
コーヒーワインの作り方はとても簡単です。必要な材料は赤ワインとインスタントコーヒーのみです。作り方の手順としては、まずインスタントコーヒーを熱湯で溶かして、そこに赤ワインを入れます。次にレンジで30秒ほどそれを温めれば完成です。
コーヒーとワインを混ぜてレンジでチンするだけです。お好みで他の調味料を加えることもでき、はちみつ、砂糖、シナモンなどもうまくマッチングします。
コーヒーワインのポリフェノール効果・効能
コーヒーワインに含まれる成分としてポリフェノールがあります。コーヒーもワインもどちらも健康に良いポリフェノールが含まれていることが知られていますが、それらを合わせることでより多くのポリフェノールを摂取することができます。
ポリフェノールを摂取することによる効果・効能として、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用、ホルモン促進作用が向上することがあります。当然ワインはアルコールですし、コーヒーにも負の作用があるので、一概に健康に良いとは言えませんが、ポリフェノールの効果には期待をすることができるでしょう。
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コーヒーとワインの共通点
どちらもヤギによって発見された
これは諸説あるので真偽のほどはわかりませんが、コーヒーはヤギがコーヒーチェリーを食べて興奮しているところを目撃されたことが発見のきっかけであると言われています。ワインも似たような話があり、ヤギの酔った動きから、ぶどうを発酵させると酔った行動を取ることがわかり、それがワインの発見であると言われています。
産地に応じて味が異なる
コーヒーとワインは特に関連性がないようにも思えますが実は意外に多くの共通点があります。まず、産地に応じて味が異なることはコーヒーとワインの共通点としてあげられます。コーヒーは土壌、気候、温度、標高など様々な要因でその味が異なってきます。
これはワインについても同様に言うことができ、日当たり具合、水はけ状態など産地の細かい条件で味が異なってきます。生産国が異なれば味が異なることはどちらにも共通する特徴と言えます。
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コーヒーベルトとワインベルトが存在する
コーヒーは栽培することができるエリアが限られており、そのエリアのことをコーヒーベルトと言います。コーヒーベルトは赤道付近の北緯25度から南緯25度までの暖かいエリアになります。ワインも同様に栽培することができるエリアが限られており、そのエリアのことをワインベルトと言います。
ワインベルトは北緯30~50度、南緯20~40度の範囲であり、コーヒーベルトよりも一回り寒いエリアになります。このようにコーヒーもワインも栽培できるエリアが限られている点が似ています。
どちらも酸化する
コーヒーとワインの共通点としてどちらも空気に触れると酸化することがあげられます。空気に含まれている酸素に触れるとコーヒーもワインも酸化が進んで、保存が効かなくなっていきます。コーヒーもワインも鮮度が命なので、空気に触れ始めてから長く保存することができません。
このようにコーヒーとワインは全く異なる飲み物のようにも見えますが、実は意外にも多くの共通点があったのです。一緒に合わせることでコーヒーワインという独自のアレンジコーヒーを簡単に作ることもできるので、興味がある人はぜひ作って見てください。
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