コーヒーをよく飲んでコーヒー文化が発達している国というとアメリカやイタリアなどの欧米を想像する人が多いかと思います。しかし意外にも東南アジアのベトナムでもコーヒー文化は大きく発達しています。
もともとベトナムではロブスタ種の味が強いコーヒーが大量に生産されており、コーヒー豆の生産量はブラジルに次いで世界で2番目の生産量を誇っています。
生産だけでなく消費においてもベトナムはコーヒーが人気であり、多くの国民によってコーヒーが飲まれています。ただしロブスタ種のコーヒーは味が強いのでなかなかブラックコーヒーで飲むことができず、練乳を入れることが多いです。
練乳以外にもいろんなものをコーヒーに混ぜて飲むことがあり、その中で最近になって注目を浴びているのがヨーグルトを入れた「ヨーグルトコーヒー」です。パッと聞くとヨーグルトとコーヒーは変な組み合わせですが、酸味のあるヨーグルトとコーヒーは意外にも相性が良いのです。
今回はそんなヨーグルトとコーヒーを組み合わせたヨーグルトコーヒーについて、その作り方や味、健康への効果などを中心に書いて行こうと思います。
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ヨーグルトコーヒーとは何か
ヨーグルトコーヒーとはひとことで言うと、そのままですがヨーグルトとコーヒーを混ぜて飲むアレンジコーヒーになります。ヨーグルトコーヒーは初めはベトナムで飲まれていたのですが、その美味しさから次第に他の世界へも広がっていきました。
ヨーグルトとコーヒーの組み合わせと聞くとなかなか良い印象を持つ人も少ないかと思いますが、実際にはヨーグルトの持つ酸味とコーヒーの持つ苦味がうまく混ざり合うことで独自の美味しさが誕生するのです。
ベトナムでは観光客向けにヨーグルトコーヒーを提供するお店があります。日本でヨーグルトコーヒーを提供しているお店も一部ではあるようですが、まだまだマイナーな飲み物なので、ヨーグルトコーヒーを飲む場合にはご自宅で作る必要が基本的にはあります。
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ヨーグルトコーヒーのダイエット効果
ヨーグルトにもコーヒーにもそれぞれ健康に良い効果があるのですが、それらが組み合わさることによって相乗的に健康効果を高めることができます。ヨーグルトコーヒーの場合には特にダイエット効果の期待が高いです。
ヨーグルトにはもともと腸内の善玉菌を増やす効果があり、それは腸の環境を整えるのに役立ちます。そのためにヨーグルトを食べることで便秘改善の効果が有り、毎日すっきりとした通便ができます。
一方でコーヒーにはカフェインという成分が入っており、脂肪燃焼効果が有ります。そのためにヨーグルトの便秘解消効果とコーヒーの脂肪燃焼効果が相まって、ヨーグルトコーヒーはダイエットに対して効果を発揮するというわけです。
実際にヨーロッパなどではヨーグルトコーヒーがヘルシーということで少しずつですが流行ってきているようです。
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ヨーグルトコーヒーの作り方(レシピ)
ヨーグルトコーヒーの作り方はいたって簡単です。必要な材料はヨーグルト、ホットコーヒー、練乳の3つです。ヨーグルトコーヒーの作り方の手順としては、まずグラスにヨーグルトと練乳を入れてよくかき混ぜます。その中にホットコーヒーを注いでさらにかき混ぜれば完成です。
ヨーグルトとコーヒーは同じ量くらいの比率で入れるか、またはヨーグルトが少し多いくらいの比率で入れるとちょうど良いです。
もともとはベトナムのかなり濃いコーヒーに合わせるためにヨーグルトコーヒーは作られたので、ご家庭で作る場合には、できるだけ深煎りの濃いコーヒーで作ってみると良いです。
このようにヨーグルトコーヒーは手軽に作ることができてかつダイエットなど健康にも良い効果が期待できます。ご興味があればぜひ一度試してみてください。
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